ガレージロックなのか? ロックン・ロールなのか? ハードロックなのか? パンクなのか? はたまた、ブルースなのか? 歌謡ロックなのか? 北九州が生んだ異端児が放つサウンドは、何処にも属さぬ毒を孕み、 いつの間にか聴く者を抜け出せない蟻地獄へと引きずり込む。 胸を打つポップなメロディと、妖しげなファンキーさと、剥き出しの情念を乗せたオドロオドロしさこそが首振りDolls。 中性的なセクシャリティとド派手でグラマラスなルックス。 70年代前半のロックシーンを彩った華やかなムーヴメントは今、 彼らによって呼び起こされる。 首振りDollsの新アートワークに迫ってみた。
撮影:maru 取材・文:武市尚子
俺たち裸で闘うしかないですかね(笑)。(ショーン)
――ジョニーはアートワークと音楽性の関係というものをどう考えている?
ジョニー:すごく重要なところだとは思うけどね。曲に関してはそれぞ
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