9thアルバム『NINTH』を語る!
インタビュー：武市尚子
Interview by Naoko Takeichi
まさに、今も、夢の途中ですよ
――今回、【完全生産限定盤】に付く『十五周年記念公演 大日本異端芸者「暴動区 愚鈍の桜」LIVE AT 2017.03.10 国立代々木競技場第一体育館』ライヴ映像を見ても感じるところではあると思うけど、あの日のライヴは、今のthe GazettEとして見るには、不思議な感覚だったというか。昔からのファンからしたら、このインタビューの最初の方でも話したように、“最初に好きになったきっかけ”でもあるから、ずっと永遠に好きなthe GazettEの形であると思うから、すごく懐かしくもあり、嬉しかったと思うけど、純粋に“今のthe GazettE”が“初期のthe GazettE”の曲をやると、その頃の自分達になりきれていないギャップを感じたというか。スキル的にもプレイ面も、当時より演奏力も説得力もはるかに上がっているのに、なんかしっくりこない感じもあったというか。初期の背伸びしたトリッキーさを表現するところへの違和感を感じたりもしたというか。
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