「城を追放された「黒姫=リィザ」とそれに仕える「騎士=ゼル」。 眠りながらにして徘徊してしまう“夢遊病”を患ったリィザは、何度も繰り返す夢の中で見知らぬ者の声を聞く」。
   リィザとゼルが描き出した物語。その始まりを、ここに記そうか。

インタビュー:長澤智典
Interview by Tomonori Nagasawa
何より、騎士としての威信と尊厳を賭けて行動する以上、その行為が許せなかった。。。。
――姫は、両親から「悪魔の子」と呼ばれ、忌み嫌われ、何時しか城の牢獄へと幽閉されてしまったと、戯曲を通し、知りました。