ハリルが解任され、西野が監督を任された。
ロシアワールドカップ直前であり、ニワカは「日本のサッカーオワタ」と思っているにちがいない。そんなバカ共に、あきらめてはいけない3つの理由を述べる。そして「西野ジャパン、ワンチャンある」と叫びたい。理由1 ロシアワールドカップ前に、みながヤバいと思っている。

1-1.最近、サッカー日本代表は、負けている。
まず、この事実を述べなければならない。日本代表はE-1で韓国に、欧州遠征でウクライナに負けているのである。ウクライナに勝っていれば、ハリル監督は解任されなかっただろう。特に韓国戦は先制しときながら、ひどいやられようだった。この韓国戦の惨敗は俺に第2次岡田時代を思い出させた。あの時も日本代表は完膚なきまでやられ、岡田監督は南アフリカワールドカップが始まるまで批判の嵐の真っただ中にいた。1-2.日本全国に漂うヤバい感。
どんなに負けても、ハリルが試合を自らの実験としていたため、ニワカは絶望しなかった。ハリルがこういうやり方で、大一番で結果を出す監督であるということを、明確でなくとも知っていたからだ。しかし、そのハリルが解任されると、ニワカは急に騒ぎだした。結果、第2次岡田時代を超えるヤバい感が日本全国に浸透した。1-3.待っていたのは、この状況だ。
そう。このヤバい感がいいのだ。この状況こそ、俺が待っていたのだ。ジーコ時、ザック時のWC(ワールドカップ)では、なぜか妙な期待が持てたものだ。両監督は負け方も似ており、これが本当にヤバく、弱く、情けない日本代表なのだ。今の西野ジャパンに期待する奴は、はっきりいってバカである。しかし、少なくともジーコやザックのような負け方にはならないと断言できる。というのも、西野ジャパンには、ジーコ時の戦犯中田英寿はいないし、ザック時の「自分たちのサッカー」を構築できる時間がないからだ。妙な期待を抱かせる代表が、惨敗してきたのに対し、今の西野ジャパンはこのような期待を抱かせない点でより健全であると言える。理由2 日本人特有のメンタル。

2-1.サッカー日本人選手のメンタルは弱いと言われている。
ニワカは宇佐美の話を知っているだろうか。宇佐美はバイエルンにいたころ、なんと、あのリベリーに技術面で褒められていたのだ。多少お世辞があったとしても、宇佐美の技術はドイツ1部でも下手ではないということが、このことからわかる。しかし、現在、宇佐美はバイエルンにいるどころか、2部に在籍する情けない奴におちぶれている(2部のレベルは、決して低くはないが・・・)。このおちぶれた原因について、リベリーならば、おそらく、宇佐美のメンタルの弱さにあると指摘するだろう。というのも、リベリーは宇佐美の技術面を褒めながら、メンタルの弱さも同時に指摘していたからだ。2-2.日本人にしかわからない。
このリベリーのするどい指摘は宇佐美のみならず、大抵の日本人サッカー選手にあてはまるだろう。そして、日本人選手が一人で外国リーグで行動する際には、より顕著にこの傾向が当てはまると思う。しかし、日本人選手は①集団となり、②ある一定の条件下では、③外国人が理解できない組織力を発揮する時があるのだ。
①集団について
これは宇佐美がドイツ2部で集団とはいえないが、単に原口一人が同じチームメートになっただけで、彼本来の調子が戻ったことと関係がある。ドイツ2部でしたゴールの一つは、闇雲に打つのでなく技術で得点したすばらしいゴールであった。この宇佐美の状況を整理すると、原口加入前には過度の緊張と不安で力が発揮できない。原口加入後は安心できるものの、周りには原口以外は外国人であり、それなりに緊張感が保たれた状態であったといえる。こういう状況で宇佐美は力を発揮している。この状況を日本代表は見習い、単に仲良し集団になるのでなく、適度な緊張感がある集団となればよいのだ。群れて調子乗るのでなく、適度な緊張感を持つことが大切だ。
日本人は、群れ調子に乗っている奴が多すぎる。これは日本代表選手でも何ら変わらないことに驚いてしまう。彼らは、所詮高校サッカーの延長上にいるにすぎないのだ。宇佐美が原口から直接アシストされ、得点したのならまだ理解できる。しかし、単に同じチームメートになっただけなのだ。なにがそんなに寂しいのか。なぜ、原口加入前に本来の力で戦えないのか…。宇佐美は、結婚し、娘がいる立派な大人である。これではまるで母親がいないと何もできない鼻たれ小僧でないか。
②ある一定の条件下について
前述したように、日本国民のみならず、日本代表の選手もヤバい感はもっているし、認識している。本田は、ハリルの解任でなぜか批判の的になっている。彼は、起死回生のゴールをワールドカップでかましたいと思っているに違いない。
③外国人が理解できない組織力を発揮する時について
日本人は外国人に比しチームの決まりごとに忠実であろうとする。ザックが世界中から選手を選んでもこの日本代表選手を選ぶとした理由は、おそらくこの忠実性にあるだろう。この忠実性は外国人には理解できない。

なぜなら日本人特有の性質、メンタルと絡んでいるからだ。日本人の気質、性質、メンタルを外人が専門的に調べ研究しない限り、通常、日本人の特有性を理解できる外人は少ない。ワールドカップは国の総力戦でもあり、当然日本の対戦国は調べ研究している。しかし、これを実際戦う外国人選手全員が、日本人選手のメンタルまで認識しているとは思えない。仮に認識していたとしても、日本人選手のメンタルであり、対策し難い問題でもある。対戦国の選手は、口では、日本は組織力とテクニックがあり油断できないと、言っているものの、実際は、下手で、カッコつけが多い集団だろうと、心の底で見下しているに違いない。そんな見下している奴らをサッカーで倒し、対戦国の女をメロメロにするのだ。

日本人特有のものは日本人にしかわからないのは当然である。さらに、この性質は短期で物事を決する時であっても変わらない。西野のしたいことが、超複雑で、ありえないものでないかぎり、選手は忠実に守るだろう。ガーナ戦前で、情報は少ないが、西野が複雑な戦術を模索しているとは到底思えない。西野は就任後すぐにロシアワールドカップが始まる。準備期間が少なく自分の戦術をシンプルに選手に伝えるだろう。その戦術を実行する選手は、おそらく、ロシアワールドカップの出場国で、一番忠実な日本人選手である。日本人に合ったシンプルな戦術と忠実な日本人選手が組み合うことになる。そうすると、日本代表はロシアワールドカップで外国人が理解できない組織力を発揮できる機会は十分あるといえる。
理由3 西野朗は日本人監督である。

3-1.ハリルと西野の比較。
西野は当たり前だが日本人監督だ。ハリルと西野の会見の様子で両者を比較する。外人ハリルは有能だが、日本語を話せず、熱くブレない人間だ。日本人西野は無能であり、日本語を話し、暗くブレそうな人間だ。また、西野のガーナ戦の人選を見ると、本田、香川、岡崎のBIG3を順当に選出している。ハリルならば本田、岡崎を確実に外していただろう。若手の実力の急上昇がない現状において、この西野の人選は妥当である。BIG3も若手も実力はほぼ変わらない。変わらないならば、BIG3の経験を重視することもあながち間違っていない。多少西野の好みがあるにしても、西野の人選は現時点のベストメンバーを選んだにすぎない。
余談がだ、かって、三浦カズが第1次岡田時代に外された。カズ自らの実力が、急降下していたことと、中田英寿がチームのエースと抜擢されてもおかしくないほど実力が急上昇していたからだ。中田は、1998年フランスワールドカップ直後、イタリアのペルージャで才能を爆発させるが、岡田はその中田が爆発する前の段階で、すでに彼の実力を認めていたのだ。現に中田は98年ワールドカップで何度もキラーパスを放っていた。
3-2.監督、選手の相互理解・援助が大切。
結局、最後は戦う選手に責任があるのだから、こういう暗いが日本語がわかり、選手と理解しあえる監督でいいのだ。西野はハリルとまるで真逆の監督となり、選手の意見を尊重できる監督であるべきだ。この直前期に、過剰な熱さや奇抜な戦術は必要ない。監督と選手が共に歩みより助け合えばいいだけなのだ。歩み寄り、助け合いは、短期間にしなければならない場合、監督が同じ言葉と性質・メンタルを持つ日本人である方が有利に決まっている。繰り返すが、西野朗は日本人監督なのである。まとめ

終わりに

動画
①サッカー記者はヤフコメと同じだ。違うなら今こそ勝てる記事を書け。
②ネイマールは、3流選手だ。
③サッカー日本代表、パラグアイに必ず負けろ。
④進撃の巨人106話感想。

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奇跡が起こった。ロシアワールドカップ、サッカー日本代表の軌跡。