THE JOURNAL主宰の高野孟が塾長をつとめる「大山村塾」(千葉県
鴨川市)の第9回講演会に、小出裕章(こいで・ひろあき)京大助教が
登場し、約150人の聴衆を前に「今も終わらない福島原発事故の真実/
子どもたちの未来のために私たちに何ができるのか?」と題して講演
しました。

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終始穏やかな口調で原発の危険性を語った小出助教

福島原発事故直後、メディアや講演会でたびたび登場していた小出助教
ですが、今も文脈は変わらず活動中の様子。登壇すると、「残念ながら
福島の原子力発電所の事故は起きてしまったし、ますます悪くなってい
るのではないかと思うほどに、今現在も進行中です」と口火をきりまし
た。

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市外からも参加者が詰めかけ、会場は満席に

写真やグラフを多用した小出助教の話に、高野孟さんの解説を加えた2時
間の講義となります。どうぞお楽しみに。

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大山村塾塾長でジャーナリストの高野孟氏

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 [第一部]
講師:小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)
「今も終わらない福島原発事故の真実」
[第二部]
講師:高野孟「原発ゼロ社会への道筋は?」

 《略歴》
小出裕章(こいで・ひろあき)
1949年生まれ。京都大学原子炉実験所助教。原子力の平和利
用を志し68年に東北大学工学部原子核工学科に入学するが、
女川原発反対運動に触れたことから原子力の安全性に疑問を抱
く。伊方原発裁判、JCO臨界事故などで、放射線被害を受け
る住民の側にたって活動してきた。
福島原発事故以後は、講演会、マスコミなどで引っ張りだこと
なり、全国を飛び回る活躍を続けている。

《参考文献》
●『図解原発のウソ』(扶桑社)
http://amzn.to/17tc3Gc
●『原発ゼロをあきらめない』(明石書店)
http://amzn.to/16UJzvL
●2011年5月参院での裂帛の参考人陳述
https://www.youtube.com/watch?v=CEUxUdlJP0k