こんにちは。NGC2通信～つうらじ第17回（11月19日）告知号～です。着実に回数を重ね、続々と色んなキャラが発掘されていくつうらじ！果たして次のゲストは！？

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皆さんはYouTubeの「コンテンツIDシステム」というものをご存知でしょうか？まぁ実は私も最近知ったのですが、これがなかなかの仕組みなのです。かなり昔からあったので、詳しい方からすれば今更な話なのでしょうが、折角なので共有させて頂きます。というかniconicoのブロマガなのにYouTubeの話をする私も私ですが。

仕組みはこうです。まず著作権所有者が動画や音声を提供し、YouTube側はそこから動画の特徴となる、例えれば「指紋」を抽出するのです。その指紋を「コンテンツID」といいます。

ここからが凄いのですが、このコンテンツIDが抽出されると、その後はYouTube内にある「同一と思わしき動画」（無断引用・転載動画）を見つけてくれるのです。そしてその一覧は著作権所有者に判断が委ねられます。

ここで著作権所有者が取れる手段は3つ、動画を公開させない「ブロック」、ブロックはせず情報などを取得する「トラック」、そして最後に「マネタイズ」というものが存在します。

この「マネタイズ」を選ぶとどうなるか？何とその動画に対し広告を表示させ、その広告収益を権利者側が受け取れるようになるのです。つまり違法動画に対し、「やめろ」と言うのではなく、「やめなくていいけど、動画の収益は僕らが貰います」という選択肢も取れるのです。

動画サイトの歴史は違法動画との歴史でもあります。恐らく今現在においても、様々な動画サイトのコンテンツの多くは違法動画でしょうし、だからこそ著作権所有者は膨大すぎる違法動画に対し「対応するコストがかかりすぎる」という問題を抱えていました。そのコストを大幅に軽減し、むしろ利益を与えてくれるこの仕組みは著作権所有者にとって実に有り難いものなのだと思います。だからこそあらゆる公式コンテンツがYouTubeに集まっていくのかもしれません。

広報セクション編集長　ナッキー　

以上、NGC2通信～つうらじ第17回（11月19日）告知号～でした。
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次回のゲストは東京ゲームショウにも出演頂いた、出演セクションのソウゲツさんです！
いったいどんな話を聞けるんでしょうか？次回のつうらじにご期待下さい！