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「宝剣と御剣」徒然草気まま読み#125

おくゆかしい高森先生 高森式ツッコみ(笑)

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    販売期間 2021年03月25日 14:41 〜 2037年12月18日 00:00

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今回扱うのは、第百七十八段。全文をご紹介すると…ある所の侍(さぶらひ)ども、内侍所〔宮中内侍所、鏡を奉安せる所〕の御(み)神樂を見て人に語るとて、「寶劒〔三種の神器の一なる天叢雲劒〕をばその人ぞ持ち給へる。」などいふを聞きて、内裏なる女房の中に、「別殿の行幸(ぎゃうかう)には、晝御座(ひのござ)の御劒(ぎょけん)にてこそあれ。」と忍びやかにいひたりし、心憎かりき。その人、ふるき典侍なりけるとかや。宮中の故実に関わるお話。宝鏡を安置している内侍所で行われる御神楽を見たある侍が、貴重な経験に興奮し、そのことについて話をしていたが、知識が足りないため間違ったことを言っていた。それが耳に入った女官、その間違いを訂正しながら、侍が気を悪くしないようにしようとして行ったこととは?細やかな心配りも、そしてそこに共感する兼好にも微笑ましさを感じる一段。

配信期間

2021年03月25日 14:41 から

2038年01月01日 00:00 まで

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