アンゴルモア元寇合戦記
時は文永11年(1274年)。
鎌倉武士・朽井迅三郎はある事件により、罪人として対馬へ流刑となる。
島を治める地頭代の娘・輝日は、対馬へたどり着いた流人たちに、
蒙古の大軍勢が対馬へ迫っていることを伝え、ある命令を下す。
「さぁ、お前たち。この対馬のために、死んでくれ」
死罪となる代わりに捨て石となれと命じられ、
是非も無い流人たちは、蒙古軍との戦いへ身を投じる。
怯むことなく対馬勢を率いて立ち向かう迅三郎。
島民を鼓舞し勇気づける宗家一門と輝日。
古来より対馬を守り続ける刀伊祓たち。
太宰府からの援軍が到着するまで、
迅三郎たち対馬勢は、蒙古軍の猛攻を防ぎきることができるのか?
全てを失い、流された率土の地・対馬で
一所懸命という志のもと、諦めない勇者たちが挑む七日間の戦いが始まる――!
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