2013年の参院選、東京選挙区より立候補していた世界経済共同体党の代表・又吉イエスこと又吉光雄さんは落選と相成った。
得票数は5409票、得票率は0.1%だったようである。
今回、街頭演説の際には秋葉原で山本太郎氏とニアミスし、「山本太郎!腹を切れ!」と叫びツイッター上が騒然となったこともあった。
筆者は2005年4月、又吉氏がおこなったお花見に参加したことがある。
その場には探偵ファイルの大住氏もいた。
テレビの政見放送では、険しい表情で「海江田万里は腹を切って死ぬべきである」といった主張をする又吉氏。果たしてどんな怖い方なんだろうと思いながら参加したのであるが、びっくりするほど穏やかで物腰のやわらかい紳士だった。
奥様も同席していたが、こちらも夫のことを常に信頼する優しい御婦人といった感じの方で、ぱっと見は仲のいいごく普通の御夫婦という感じであったのだが。
奥様が旦那さんについてどう考えているのかが気になったので、「TVの放送とかを見ると、『腹を切って死ぬべき』とか『地獄の業火に焼かれる』とか大変怖いのですが」とうかがったところ「ええ。でもああいう風に言わないと、皆さんわかってもらえないので……」と静かに答えてらっしゃったのが印象的だった。そして、夫が“唯一神”である、ということに全く疑いを持っていない様子だった。
又吉氏は、終始にこやかで人当たりもよかったのだが、女性が神についての議論をもちかけると顔つきが別人のように厳しい表情になって驚く。宗教学を学ばれたというその女性の方と又吉先生は
又吉 「ワタクシはイエス・キリストでありますから」
女性 「するとゴルゴダの丘で磔にされていたのは……」
又吉 「ええ、ワタクシです」
女性 「ではこれまでの2000年間何をなさってたのですか?」
というような会話を延々となさっていた。しかし、そういった会話が終わると、またにこやかな表情にクルっと戻り、お花見もつつがなく終わった。
国政選挙は今回が9回目で、サンスポの取材では「選挙資金は底をついた」と語ったと報道されている又吉氏。
果たして今後、どうなさるのだろうか……。
※画像は2005年4月の又吉イエス氏
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