ASUSTek Computer(ASUS)は11月14日、ノートパソコンとデスクトップパソコンの冬モデル発表会を開催。裏表2画面を搭載するWindows 8対応のUltrabook『ASUS TAICHI』を発表しました。ノートパソコンからタブレットに“変形”するコンバーチブル機が登場しているWindows 8対応パソコンの中で、いささか“変態”チックな同機種は、ガジェット好きの人気を集めそうです。
最薄部3mmのスリムなUltrabookの天板がタッチパネルディスプレーになった、と表現すると分かりやすいでしょうか。「TAICHI」は陰と陽で形成される「太極」から採用されたネーミングで、タブレットとノートパソコンを融合させるというコンセプトだそうです。裏表2面のディスプレーはいずれも11.6型、1920×1080ドットのフルHDに対応します。CPUは『Core i7』、4GBメモリー、256GBのSSDを搭載。
天板を閉じた状態は“タブレットモード”で、Windows 8タブレットとして利用可能。256段階の筆圧を検知できる専用ペンによる操作も可能になっています。エッジが薄くなり厚みを感じさせないデザインなので、タブレットとして手にしても違和感はありません。
天板を開き、内側のディスプレーのみを使えば“ノートパソコンモード”として、通常のUltrabookと同様に利用できます。内側のディスプレーはタッチ操作には非対応。
ノートパソコンの形態で、天板側のディスプレーを使う場合には、両ディスプレーに同じ画面を表示する“ミラーモード”、異なる画面を表示する“デュアルスクリーンモード”を選択できます。家族で画面を共有したり、プレゼンに利用したり、使う人の想像力をいろいろ刺激してくれる点が注目されそう。
発表会では予想実売価格が13万9800円、発売日は12月8日と発表されました。思いのほか値ごろ感のある価格なので、争奪戦になるかもしれませんね。海外では『Core i5』のモデルが販売されていますが、国内では『Core i7』のみとなるようです。
『ASUS TAICHI』主な仕様
OS:Windows 8
CPU:インテル Core i7-3517U
メインメモリー:4GB
ディスプレー(ノートパソコン面):11.6型ワイドTFTカラーIPS液晶(LEDバックライト) 1920×1080ドット フルHD ノングレア
ディスプレー(タブレット面):11.6型ワイドTFTカラータッチスクリーンIPS液晶(10点マルチタッチ対応/LEDバックライト) 1920×1080ドット フルHD グレア
ストレージ:256GB SSD
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n
Bluetooth:4.0
インタフェース:USB 3.0×2、SDメモリーカード(SDXC対応)、mini-VGA×1、microHDMI(タイプD)出力×1
バッテリー駆動時間:約5.2時間
本体サイズ:W306.6×D199.3×H3~17.4mm
本体重量:約1.25kg
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