米20世紀FOXは、リドリー・スコット監督の映画『エイリアン:コヴェナント』のトレードマークとなっている、アシッド(酸)が滴るモンスターによる恐ろしい攻撃映像を収めた新トレーラーを公開した。
新トレーラーは、同作のタイトルとなる宇宙船コヴェナントが、人間の植民地として完璧だと思われる惑星に行き着くという穏やかなシーンで始まる。しかしクルーたちは、小麦が栽培されているのを発見し、何かが違うことに気がつく。
クルーの1人が、「地球から遠く離れたこの場所で、人類の植生を見つける確率はどのくらいだ?」と、問う。
クルーたちは、人類がこの惑星にいたことに気が付く。そして、「楽園への道は地獄から始まる」という同作のキャッチコピーと共に、残酷なエイリアンたちがクルーたちを殺すシーンが続く。
マイケル・ファスベンダー、ノオミ・ラパス、ガイ・ピアースが、映画『プロメテウス』で演じた役を再演し、キャサリン・ウォーターストン、デミアン・ビチル、ビリー・クラダップ、ジェームス・フランコ、ダニー・マクブライドが新たに出演する。
スコット監督が、ジャック・パグレン、マイケル・グリーン、ジョン・ローガンによる脚本をもとに監督を務める。
『エイリアン:コヴェナント』は、2017年5月19日に米劇場公開となる。米FOXは当初、2017年8月に公開を予定していたが、数ヶ月前に3ヶ月前倒しで公開することを決定した。
映画『プロメテウス』は、21世紀の終わりが舞台で、1979年に公開されたスコット監督の映画『エイリアン』の30年前という設定だ。『エイリアン』は全世界で4億330ドルの興行総収入を記録した。宇宙船プロメテウス号に乗り込んだ科学者たちが、人類を一掃できるほどの武器を持つ高度な文明の形跡を発見するストーリーだ。
シガーニー・ウィーヴァーが主演を務めたオリジナル版映画『エイリアン』は、1986年、1992年、1997年に続編が製作された。
最新作のトレーラーは上記より閲覧できる。
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