手術によって切り離されたシャム双生児の異形の兄と健康体の弟、ふたりの愛と憎しみが巻き起こす悲劇を描くカルトホラー『バスケットケース』。1982年に公開された1作目が大ヒット、シリーズで3作制作された。監督はいずれもフランク・ヘネンロッター。このシリーズ3作を網羅した最終盤ブルーレイがキングレコードより発売。『バスケットケース2』『バスケットケース3』に関しては初のブルーレイ化となる。
今作に収録された特典映像より、フランク・ヘネンロッター監督が『バスケットケース』について語る映像が一部解禁。「映画を撮りたい」というだけの気持ちで撮り始めたという監督は、当時を振り返り「予算は全然足らなかったけど、どうせ誰も観ないから気楽だった」と語る。しかし出来上がった作品は予想外の大ヒット。劇場には行列ができ、一部では2年間も上映されてしまったという。それに対する監督のリアクションは……ぜひ映像をご覧あれ。
お胸元のバスケットケース缶バッヂがかわいい。
この日本盤ブルーレイBOXをいち早くうけとったヘネンロッター監督は、「A beautiful job! Excellent.」と大層お喜びだったとのこと。特典映像には「”4″を撮ってみたい」との発言もあるようで、まだまだこのシリーズへの思い入れは尽きないようだ。
商品概要
『バスケットケース1,2,3≪最終盤≫』2017年1月11日発売
¥18,000+税(Blu-ray4枚組/KIXF-439~442) 発売・販売元:キングレコード
本編:約271分+映像特典約113分 ブックレット32P封入
【本編DISC1】『バスケットケース』(本編91分)★「バスケットケース」オーディオコメンタリー(監督他)
【本編DISC2】『バスケットケース2』(本編90分)
【本編DISC3】『バスケットケース3』(本編90分) ※全作にバタリアンズ・山口雄大監督×井口昇監督によるオーディオコメンタリーを収録
【本編DISC4】特典 ★「What‘s In The Basket?」(監督、キャスト、スタッフで綴る「バスケットケース」シリーズの歴史
・予告編集 /・フランク・ヘネンロッター監督インタビュー/・アウトテイクス/・短編作品(ドキュメント)/・スチールギャラリー
※★印:(国内)初収録特典