12月1日に発表となった、『ユーキャン新語・流行語大賞』。大賞には「神ってる」が選出され、トップテンには「保育園落ちた日本死ね」などが選ばれたが、現在何かと議論となっている模様である。
参考:「保育園落ちた日本死ね」が新語・流行語大賞のトップテン入りで賛否
http://getnews.jp/archives/1564105[リンク]
そんな中、昨年2015年まで審査委員をつとめていた鳥越俊太郎さんが、テレビ番組で審査の裏側を明かして話題になっている。
12月2日のフジテレビ『バイキング』に出演した鳥越さん、都知事選に出馬したことで今年は審査委員を辞退したと語り、どういうプロセスで新語・流行語が選ばれているかについて説明した。
それによれば、
・現代用語の基礎知識やユーキャンの事務局が50語ぐらい選んだものを列記し審査委員宛にFAXで送る
・各審査委員が5点満点で点数をつけて返送
・事務局が集計してトップ30語ぐらいをノミネート。審査委員が集まってトップテンを10語選び、その中から大賞を選ぶ
とのこと。
司会の坂上忍さんが、「授賞式に行けないと貰えないって本当ですか?」と質問したところ、鳥越さんは「トップテンはいいのですが、大賞については式が盛り上がらないですよね」と主催者側の考え方を示す。そして、「昨年は『五郎丸(ポーズ)』が衆目の一致するところで大賞だよねということだったのだが、事務局が調べたところ五郎丸さんが(授賞式に)来れないということで、急遽『五郎丸』は大賞から外れました」と明かした。
その結果、2015年の『ユーキャン新語・流行語大賞』は「トリプルスリー」と「爆買い」になったという。奇しくも『ガジェット通信ネット流行語大賞2015』は「五郎丸」だっただけに、もしかしたらこちらの方が世相を反映していたかも!?
参考記事:『ガジェット通信ネット流行語大賞2015』決定! 金賞はW杯で勝利を導いた”五郎丸”に! 銀賞はもちろんあのワード
http://getnews.jp/archives/1278255[リンク]
※画像は『新語・流行語大賞』のサイトより引用