映画『The Flash(原題)』にサイボーグが登場すると、複数の情報筋が本紙ヴァラエティに明かした。
サイボーグがどれほどの役回りになるかは分かっていない。しかし、サイボーグの登場は、DCコミックスと米ワーナー・ブラザースが、単独のスピンオフ作品にヒーローや悪役たちを登場させ、さらに他のコスチュームをまとった味方を助けるマーベル・スタジオと競うために、不規則な広がりを見せる作品群を構築するという野望のシグナルだ。
『The Flash(原題)』と映画『Justice League(原題)』におけるサイボーグの登場には、2020年公開予定のサイボーグの単独映画に向け、観客の興味を刺激する意図がある。
舞台俳優として知られる新人俳優のレイ・フィッシャーが、サイボーグことヴィクター・ストーンを演じる。彼は今春に公開した映画『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』にもカメオ出演していた。DCは今夏に映画『スーサイド・スクワッド』をリリースし、『Justice League(原題)』と映画『Wonder Woman(原題)』を2017年に公開する。
ワーナーの広報担当者は、コメントを拒否している。
コミックに身近でない読者向けに解説すると、サイボーグは科学実験によって半分人間、半分機械となったヒーローだ。人工の金属製の手足は、彼に超人的な強さと強化された能力を与える。
エズラ・ミラーが主演を務める『The Flash(原題)』の監督は、サンダンス映画祭で話題を呼んだ映画『DOPE/ドープ!!』のリック・ファムイーワが務める。『The Flash(原題)』の撮影は今年にロンドンで開始し、2018年に米劇場公開する予定だ。
フィッシャーはICMと代理人契約を結んでいる。