世界の料理を食べつくすことにしたガジェット通信のMOCAと申します。急に何を言っているんだと思っているそこのあなた! 都内には世界各国の料理専門店がたくさんあることをごぞんじですか? 三度のメシよりメシが好き、自他ともに認める食いしん坊の筆者は最近世界料理の食べ歩きにはまっているのですが、そんなある日、脳内筆者が突然指令をだしてきたのです。
世界を食べつくせ……
えー! 世界196か国の料理すべてを食べつくす……!? 毎日食べても196日かかるぞ。しかし脳内筆者の指令は絶対なのでやるしかありません。早速デスクの後ろに世界地図を貼ってみました。テンションあがる!
と言うことで、『ミッション世界を食べつくす』スタート!! 記念すべき第一回はチュニジアの料理です。
※すべての画像入りの記事は『ガジェット通信』をご覧ください
http://getnews.jp/archives/1479292[リンク]
行く前に下調べ。チュニジアはアフリカの北に位置し地中海に面した国。オリエントの文化にローマ地中海文化やイスラム文化の影響をうけたチュニジア料理は地中海料理に分類されるそうです。オリーブオイルを多く用い、魚介にお肉、新鮮な野菜を使った料理が特徴で、代表的な料理は北アフリカや中近東でもポピュラーな、小麦粉を粉状にした『クスクス』。また、イタリアの影響でトマトやチーズも多く用いられ、お肉は羊が8割、残りが鶏と牛だそうです。(参考:在日チュニジア共和国大使館 http://www.tunisia.or.jp)
日暮里駅南口より徒歩1分『クスクス』(COUSCOUS)
日暮里駅南口より徒歩1分にあるビルの四階の、南地中海&チュニジアンダイニング『クスクス』(COUSCOUS)にお邪魔しました。
店内の様子。奥にはじゅうたんをひいた座敷に低いテープルとクッションがあり異国情緒にあふれています。
チュニジア料理の定番をいただきたい! ということでコースで注文しました。まずは……
『ウンムク ホーリヤ』にんじんのピューレ
さっそく聞き慣れない料理名。覚えられません! 上に乗っているのはオリーブ。人参の甘さが口に広がります、どんぶり一杯食べたいと大好評。
『マスモータ』チュニジア風ポテトサラダ
優しい味のポテトサラダ。こちらもにんじんがたっぷり。
アボカドとトマトのサーモンロール
アボカドとサーモンなんて絶対美味しいし、盛りつけがおしゃれ!
チュニジア流卵のキッシュ
具材は野菜とおそらくお豆。真ん中のソースが辛いっ!
『カアーブル』ミートボールのカナッペ
パンがサクサク。
ここでチュニジアのお酒もご紹介。
チュニジアビール『セルティア』
異国のビールラベルを見るのも楽しいです。
その他のカクテルリキュール
『セドラティン』(右):チュニジア産のカクテルリキュール。苦みのあるレモンとハーブのさわやかな香りと甘さが特徴。甘くて飲みやすいです。
『ブッハ』(左奥:隠れててごめんなさい)。天然いちじくを使用した蒸留酒。
『パスティス』(手前)こちらはフランス産ですがスターアニスと甘草を使用した個性的なハーブリキュール。味にクセがあります。八角? のような感じ。
さて、食事の紹介に戻ります。
『ブリック』チュニジアの揚げ春巻
割ると卵がトロッとでてくるのがうれしい。
『ダジェージ マハシ』野菜詰め鶏肉のオーブン焼き
ピラフを鶏肉で包んだものにソースがかかったもの。あとでお店のサイトで確認したところ、本来は外側にはキャベツも巻いてあるみたい? 日によってアレンジされているのかもしれません。
『野菜のクスクス』
代表的な料理クスクスです。お皿のデザインもすてき。これで4人分です。
トマトのスープをたっぷりかけていただきます。
私はトマトスープをドバッと入れてこぼれそうになりましたが、同行者はクスクスで土手をつくっていました。むむっ、賢い。
看板には「やっぱりクスクスでしょ!」の文字。他のクスクスも気になります。
そしてデザート。
『クリーマ』プリン
へーぜルナッツとピスタチオを使ったなめらかプリン。ぽりぽりした食感が楽しい。
以上です。たくさん食べてお腹いっぱい。料理は想像より味付けにクセがなくどれも美味しくいただけました。予約すれば、お誕生日や送別会などでアラビア語で名前をいれたデコレーションケーキを出してもらえるそうです。珍しくて思い出に残りますね。
チュニジア制覇! 地図を塗ります。
196か国中1国ミッションクリア。先は長い!
店舗詳細情報
『クスクス』(COUSCOUS)
住所:東京都荒川区東日暮里5-51-12 日暮里安永ビル4F
営業時間:ランチタイム11:30~15:00 ディナータイム17:30~24:00
定休日:月曜(祝祭日は営業)
お店のホームページ : http://www.couscous-tokyo.com/
※データ・掲載情報は取材日2016年6月のものです。
※記事内容は記者自身の感覚に基づくものです。
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