世界最大のオンラインストアサービス『Amazon』だが、それを利用したサービス『Amazonガチャ』なるものが開始され話題になっている。その『Amazonガチャ』というのは、Amazon直々に運営しているサービスではなく、全く無関係の団体が運営しているサービス。いわゆる『Amazon』の名を(無断で)使用したサービスとなる。
サービスの内容は、『Amazon』に陳列されている商品の中から毎月1つどれかの商品が届けられるというもの。お箸が届く月があれば、腕時計、服やミキサー、爪切りと届く側はスリル満点というか本当に元が取れるのか不安になってしまうくらいだ。
月額5000円となっており、その内4500円前後を使いシステムがガチャを回し『Amazon』内の商品を代理で注文。そして自宅に届けられるという仕組みだ。500円は運営費や事務手数料だろうか。
しかし実際にランダムでガチャを回しているのかも今の段階では不明で、高価な商品が出ない仕組みに運営側が作っている可能性もある。ユーザーはジャンル指定をすることができず、下手したらフィギュアばかり届く恐れもある。
昨年から問題となっているペニーオークションやガチャ問題の件もあり、ネットユーザーはこういったサービスにシビアになっているはずだ。さすがにもう手は出さないだろうと思うが、話題作りで投資してしまう人が少なからず居るのが現実。
このサービスだが、別に『Amazonガチャ』と名乗る必要性はなく、『通販ガチャ』でも通用しそうなもの。何故数あるオンラインストアの中から『Amazon』の名前を使いサービスインさせたのか。商標の無断使用に関して『Amazon』側はどう対応するのだろうか。少し危険な香りもするが、『Amazonガチャ』のサイトには「Amazonとの提携などの関係はありません」とハッキリ書かれている。
そもそも何故ネット上で嫌悪感やネガティブイメージのある「ガチャ」という単語を使うのか……。こちらどうしても使いたい方は自己責任で。
※画像はAmazonガチャのウェブサイトより引用。
※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。
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