『アベンジャーズ』のマーベル・スタジオから、待望の最新作映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』が9月13日(土)より公開となります。史上最も運が悪い宇宙のトレジャー・ハンター、ピーター・クイルが共にするのは、見た目は可愛らしいけど性格は凶暴なアライグマをはじめとする犯罪者だらけの訳アリ集団。無限の力を持つパワーストーン“オーブ”をめぐって銀河滅亡を阻止する戦いに挑む“宇宙最凶チーム”の物語は、アメコミファンなら必見のアクション・アドベンチャー超大作です。
本作の象徴的なキャラクターである、宇宙一凶暴なアライグマ・ロケットの日本語吹替を担当するのは、お笑い芸人の加藤浩次さん。ドラマ・映画『クロサギ』など俳優としても活躍し、『ONE PIECE THE MOVIEカラクリ城のメカ巨兵』、『ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団~はばたけ 天使たち~』でも声の出演を果たしています。
お笑い界の“狂犬”と称される加藤さんですが、最近はMC業などが増えあまり狂犬ぶりを見せられなくなったそう。だからこそ「ロケットで思い切り暴れられて楽しかった」と笑顔を見せてくれました。加藤さんに聞く映画の見所、キャラクターの魅力などインタビューをご覧ください。
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――まず、今回『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のロケットを演じる事になった時の率直な気持ちを教えていただけますか。
加藤:オリジナルではブラッドリー・クーパーさんが声をあてているというのを聞いて、恐れ多いなと思いました。でも監督さんが「そこは考えずに、加藤さんのそのままの声でお願いします」と言ってくれたので気が楽になりました。
――ストーリーを読んでみていかがでしたか?
加藤:ワールドカップ前からアフレコをはじめて、ワールドカップ挟んでまた再開して、というスケジュールだったのですが、まだ映画は完成していないし、ロケットもグルートもCGになっていない線の状態で声をあてていました。なので、心から「このストーリーの結末はどうなるんだろう」と楽しみながら出来ましたね。
――監督にオーダーされた事、アドバイスされた事はありますか?
加藤:「ワルっぽくなりすぎないで欲しい」と言われました。ロケットは凶暴だけど、いい所もあるから、巻き舌でまくしたてる様な喋り方はしないでくださいと。オリジナルだとブラッドリー・クーパーがかなり声を低めに作り込んでいる感じがしたので、そうした方が良いかなと思っていたんですが「声を作らず素のままで」という事だったので、本当に素のままで。
――加藤さんと言えば、“狂犬”の異名もお持ちですが、凶暴なアライグマを演じてみて楽しかったのでは無いでしょうか?
加藤:そうですね、やっていて気持ち良かったです。体の奥底にしまいこもうとしている気持ちを、爆発させる事が出来て楽しかった(笑)。
――ロケットは凶暴だけど可愛いので、子供達にも人気が出そうです。加藤さんのお子さん達に観ていただくのが楽しみですね。
加藤:嫁が子供達を連れて観に行ってくれると思いますね。でも、子供も中一にもなると冷静に判断するんですよね、特に上の娘はクールな方なので。「どうだった?」って聞いても「まあ、普通じゃん」なんて言われそうな気がします(笑)。
――クールですね(笑)。でも、お子さんが観ても楽しい、映画マニアが観ても楽しいという最近ではなかなか無いタイプの作品なので日本でも人気を呼びそうですね。
加藤:大げさじゃなくて『スター・ウォーズ』の双璧となるものが出て来たなと思いましたね。物語はキレイにまとまっていて、これだけでもすごく面白いんだけど、謎もたくさんあるし、伏線も多い。ロケットがなぜアライグマになってしまったのか、とかね。だから、次回作や今後どういう広がり方をするのかが本当に楽しみ。俺の吹替については……優しく見守って欲しいです(笑)。
――今日はどうもありがとうございました!
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』公式サイト
marvel-japan.jp/GOG/
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