洗剤ブランドの『アリエール』が、人生の教訓とともに、我々の生活についてまわる“不意汚れ”のあるあるを再現したウェブ限定ムービー『BEAUTIFUL LIFE ~人生と汚れ~』を公開。褒め言葉として“才能のムダ使い”と言いたくなる、バカらしくて面白い動画に仕上がっているので紹介します。
※すべての画像が表示されない場合はコチラのURLからご覧ください
(http://getnews.jp/archives/649589)
「人生、それは球のようだ」と、白衣を着た科学者が登場。彼はこのあと、“人生は不意な汚れの連続”というテーマの人生論を、淡々とした口調で語り始めます。
彼は手に持った球を、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオープニングよろしく大掛かりに設置されたルーブ・ゴールドバーグ・マシン(日本ではNHK Eテレの子ども向けテレビ番組『ピタゴラスイッチ』でおなじみのアレ)、その名も“あるある不意汚れマシーン”に投下。球はレールの上や手の込んだ装置の数々を勢いよく進みます。
装置を進む球を人生にかけて、「一度動き出したら、後戻りはできない」と言いながら差し掛かったのは、パスタソースを飛び散らす回転フォークの仕掛け。パスタを食べるとき、特にミートソースは厄介で、なぜか白い服を着ているときに限ってソースが飛ぶんですよね……。あるある!
「人生は食べることの連続である。人類の平均寿命は約70歳。その間、約7万7千回もの食事をする計算になる」と、科学者の男性。そんなこと気にもしたことがなかったですが、何だかそう言われると果たして多いのか少ないのか……。今は何回目の食事を消化しているのだろう、なんて考え始めたら頭がグラグラしてきましたよ。そうこうしている内に、球はマスタードを勢いよくかけすぎるアームの装置へ到着。行き慣れていないアメリカンなレストランに置いてある大きめなボトルのマスタードって、結構ビックリするくらい勢いよく出てきますよね? あるある!
「エネルギーを取り続けることで、人生は進んでいくのだ」と語りながら、コーヒーを予期せぬ角度で出すサイフォン(あるある!)の装置を進みます。
球は、トースターから飛び出す食パンの勢いを利用して連続ジャンプ。このあたりの仕掛けもかなり手が込んでいます。
「人類最大の発明のひとつが車。車は距離という隔たりを排除し、人を近づけた」と、水たまりの泥水をはね散らす車(あるある!)の装置にまた白衣を汚される男性。
泥のついた靴に踏まれ(あるある?)。
赤ワインをグラスに注ぎ損ねる(あるある!)サーバーの装置で、もはや着ているのが白衣とわからないくらいに汚され続けます。そんな中でも、「人生は楽しむことの連続でもある。人類はストレスから己を解放すべく、脳内にドーパミンを分泌させ、明日への活力を満たし続けるのだ」と、引き続きタメになる人生論を真顔で語る科学者の男性。
それぞれの不意汚れに関しては、確かにあるある! と思って動画を観てきましたが、「どんな人生にも不意な汚れがついてまわる。人生と汚れは切っても切れない」って……、ぶっちゃけ普段の生活の中でここまで汚れることはあまりないですよね? ママに叱られちゃうよ、おっちゃん、どうするの? と思っていると、ここで『アリエール』が登場。
洗濯機に汚れた白衣を放り込み……。
『アリエール』には不要な漂白剤をピタゴラ装置のゴルフクラブで吹き飛ばします。
『アリエール』できれいに洗濯された白衣を着て再び登場した男性。「人生は後戻りできない。しかし、何度だって洗い直せる」と、また人生について語り始めます。最後には洗ったばかりの白衣に鳥のフンを落とされる、あるあるなオチが付いて動画は終了。“洗濯科学の~”と名乗るだけあって、洗濯と科学が融合した『アリエール』らしいアイデアあふれるクオリティの高い動画になっています。
聞くところによると、演出には世界3大広告賞すべてにおいてグランプリを獲得している児玉裕一監督を起用し、マシーンで実証するために費やした製作費は、なんと4000万円以上になるとのこと。服を汚すために、ここまでお金をかけた人は、おそらく未だかつていないでしょう。人生哲学が学べて、手の込んだピタゴラ装置が楽しめて、鑑賞後は心が洗われたようにスッキリとできるコチラの動画をぜひチェックしてみては?
洗濯科学のアリエール BEAUTIFUL LIFE ~人生と汚れ~(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=BCWlg5R9rQ0
『アリエール』スペシャルページ:
http://www.myrepi.com/tag/ariel-products-aipg#movie
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