■前回までのあらすじ
なんとかして、ローアングル撮影を行いたいFURUは、犬の散歩の様に、一脚でカメラを動かしたい方向に押し掛けをすれば、前後左右、S字走行等、自由にカメラを移動させ、任意の方向に動いて撮影が出来る、そんな事が出来るドリーを探し求めていました。
日本国内の様々な通販サイトを探してみましたが、なかなか見つからず、ついに海外のサイトを中心に商品を探す事にしました。
そんな中、とある画像をふと目にしました。
http://www.aliexpress.com/snapshot/6168922268.html
あった! …このショッピングサイトはどこだ?
謎のサイト、『AliExpress』。果たしてその実態は!!
●謎のサイト『AliExpress』とは?
『AliExpress』とは、中国アリババ社(阿里巴巴集団 alibaba)の海外ユーザー向け通販サイトです。
日本で言えば、楽天の様に通販サイトに様々な出店者が商品を出品しているイメージです。
中国アリババ社は、ソフトバンクが出資して、先日上場したという事でニュースになったので、名前だけは何となく知っている人も多いかと思います。
何せ、此処は中国の通販サイトなので、ズバリ中国産の商品が沢山紹介されています。
…という事はどういう事かというと、商品が安い。これに尽きます。
それはそうですね、所謂輸入業者は、生産物の多くを中国から輸入して、値段を上乗せして国内で売っています。直接自分が中国から商品を購入すれば、手数料や中抜きの差額分、商品が安く買えるのは当たり前なのです。
…だったら、『AliExpress』でドンドン買っちゃえばいいじゃん! …と仰る方も多いと思います。
しかし、ネットで『AliExpress』の評判を検索して見ると・・・
※なかなか品物が到着しない(最低でも2週間以上はかかる事が多い)※うっかりコピー商品と知らずに買ってしまうと、税関で没収。お金も戻ってこない。
※paypalが使えない。クレジットカード決済のみ。←ここが一番痛い所です。
※出店者が玉石混合。全く問題無く取引出来る事もあれば、お金だけ取られて商品が来ない、なんて事もある。(まあ、これは海外通販全般的にあり得る話ですが)
等々。要はリスクと安さは相対関係にある訳です。輸入業者さんはリスクを取る代わりに利益を得ている訳ですね。
ただ、運営側もトラブルに対してただ手を拱いているわけではなく、例えば「エスクロー」という保証購入システムが有り、商品の到着確認後に店舗に代金が払われる仕組みになっています。
また、「オープン紛争」という異議申し立てのシステムも有るので、何かトラブった場合は、それらの仕組みを利用すれば、あとは「(google翻訳を駆使して)英語の読み書きが出来れば、なんとか対応出来る、かな?」という世界です。保証はしませんが。
さあ?どうする?リスクを承知で、買う?買わない…?
●読者の皆様の話のネタ作りの為に、「買いましょう!」
・・・ポチりました!!
3-wheels Camera Staker Dolly for 5D Mark II Mini Desktop dolly slider dslr dolly Camera Rail Car Table Dolly Car Video Slider
http://www.aliexpress.com/snapshot/6168922268.html
お値段はポッキリUS$45.00(送料無料)でした。
7月27日にポチって、商品が到着したのが8/11でした。まあまあこんな所ですかね。
●開梱の儀であ~る
早速開けてみましょう。
おおおーっ。
どんどん組み立てて行きます。
完成!!!
今回は商品も無事到着しました。
商品到着後、商品に問題が無い様ならば、「Confirm Goods Received」をクリックして終了です。
(以降、店に料金が支払われ、異議申し立てが出来なくなります。)
…それにしても、スリル満載の海外ショッピングは、かなり中毒性がありますね。
嵌まる人が多いのも分かる様な気がします。
まあ、皆さんは、海外通販のリスクは充分承知の上で(全ては自己責任です!)、ショッピングを楽しんで下さい!
・・・続く。
※この記事はガジェ通ウェブライターの「FURU」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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