この冬、ハローキティの生みの親“サンリオ”が贈る、ファンタジー映画『くるみ割り人形』。チャイコフスキー作曲による世界三大バレエのひとつ“くるみ割り人形”は、大切なものを守るため、自らの“いのち”をかけて奮闘する少女の姿とその世界観が、100年の時を超えてなお人々の心を魅了しています。
世界中で愛され続ける名作童話が、【極彩色ミュージカル・ファンタジー】として11月29
日に劇場公開が決定。“Kawaiiカルチャー”の第一人者の国際的アーティスト・増田セバスチャン氏が初の監督を務める映画としても話題の今作。“カワイイ”にこだわり表現す続ける増田氏がどのような作品世界を生み出すのか注目が集まっています。
すでに、物語の主人公クララに現在公開中のジブリ映画『思い出のマーニー』で初声優ながら堂々と物語を生きた有村架純さん、主人公クララと運命の出会いを遂げる若き将校フランツを松坂桃李さんが演じるというメインのボイスキャストが発表されています。
加えて、脇を固める豪華ボイスキャスト、さらに映画の場面カットが解禁となりました!
フランツと敵対する悪役、【ふたつ頭の白ネズミ女王・マウゼリンクス夫人】を、自身初声優となる広末涼子さんが演じ、ふたつ頭のネズミの女王という一人二役の難役に挑戦。体は一つながら、ふたつ頭の特徴を出すため声色も高音と低音でそれぞれ表現し、物語に厚みとユニークさを出しています。
クララの庇護者である【ドロッセルマイヤー】をはじめ、人形の国で怪しげなギターを弾く【不思議なお婆さん】や、クララが迷い込んだ森で出会う【人形遣い】、更には、クララに“本当の愛”の尊さを説く【時計職人】の合計四役に名優・市村正親さん!
1979年に公開された『くるみ割り人形』のオリジナル版では、市村さんの師匠であり、劇団四季入団以前に付き人を3年間やっていた西村晃さんが同じく四役を演じており、市村さんにとって非常に感慨深い出演となるそう。
マウゼリンクス夫人の息子【シュヌルル王子】には、芸人ながらも高い演技力でドラマや映画でも活躍する藤井隆さん。昨年2013年6月にリリースした自身のシングルジャケットには、主人公クララを使用していて、自身にとっても思い出深い作品への出演となります。
人形の国でクララに助言をする【謎の女占い師】には、現在「天才!てれびくん」でお茶の間の子供たちから絶大な人気を博している大野拓朗さんが、自身初の“女形”の声優に挑みます。
来年のNHK大河ドラマ『花燃ゆ』でも好演が期待されており、妖艶な容姿でありながらも、物語の鍵を握る難しい役どころをどのように演じきるか楽しみ。
他にも、蜷川幸雄さんの演出作品に多数出演し、現在「花子とアン」で嘉納伝助を演じる吉田鋼太郎さん、安蘭けいさん、日本を代表するシンガー 由紀さおりさん、元AKB48の板野友美さんなど、豪華な顔ぶれが勢揃い。
このキャスト起用の理由について制作サイドは、「アニメーションの枠に留まるのではなく、舞台やミュージカルをイメージした。そのため、プロの声優には出せない世界観を演出するため、映画界、演劇界、音楽界から、若手からベテランまで実力派の10大俳優を起用。キャストのうち半数が初挑戦ということで初々しさも残る中で、生命力が感じられる独創的なキャラクターを生み出せた。」と語っています。
●増田セバスチャンが手がける! 鮮やかな本編場面カットも解禁
監督の増田セバスチャン氏も「繊細で傷つきやすかった頃に見ていたキラキラしたカラフルな景色を、ぜひ追体験してください!」とコメントした今回の作品。増田氏ならではの【極彩色ミュージカル・ファンタジー】の場面カットが到着しました。
公開は11月29日とまだ先ですが、どのように名作が蘇るのか、公開が待ちきれません!
<ストーリー>みにくい人形、けれど彼女にとっては命だった。
ある雪の夜。少女クララは、大切な“くるみ割り人形”をネズミの大群にさらわれてしまう。ネズミを追って彼女が迷い込んだのは、世にも鮮やかな【人形の国】。そこには【ふたつ頭の白ネズミの女王】に呪いをかけられ、眠ったままのお姫様がいた。
邪悪な魔法を解くための【人形とネズミの戦い】に巻き込まれたクララは、“くるみ割り人形”に隠された悲しい秘密を知る。その時、まだ感じたことのない気持ちが彼女に芽生える。やがて“いのち”と引き換えにしてもと思ったものとは―――?
『くるみ割り人形』11月29日(土)全国ロードショー
監督:増田セバスチャン
3D監督:三田邦彦
キャスト:
有村 架純/松坂 桃李/広末 涼子/市村 正親/藤井 隆/大野 拓朗/安蘭 けい/吉田 鋼太郎/板野 友美(友情出演)/由紀 さおり(特別出演)
テーマ曲:
きゃりーぱみゅぱみゅ 「おやすみ -extended mix-」
作詞・作曲・編曲・中田ヤスタカ(CAPSULE)ワーナーミュージック・ジャパン
制作プロダクション:キュー・テック
企画・制作・配給:アスミック•エース/製作:サンリオ
映画公式サイト:
kurumiwari-movie.com
(C)1979,2014 SANRIO CO.,LTD.TOKYO,JAPAN
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