ゆうばり国際映画祭グランプリ受賞、ジョニー・トーも絶賛の若手注目株、奥田庸介監督。1986年生まれという若さながら、08年と09年にゆうばり国際ファンタスティック映画祭に入選し、11年には大森南朋主演映画『東京プレイボーイクラブ』を手がけた奥田監督の最新作はその名も『クズとブスとゲス』。映画製作の為のクラウドファンディングが始動しています。
奥田庸介監督は、『仁義なき戦い』に代表される往年の仁侠映画を敬愛しつつ、タランティーノやコーエン兄弟のハードボイルドの洗礼を受け、さらにヒップホップのリリックさばきまでを取り入れる唯一無二の世界観を持った監督。自主制作映画『青春墓場』シリーズから、メジャーデビュー作『東京プレイボーイクラブ』(大森南朋主演)まで、一貫した独自の作品世界を築いています。
ゆうばり国際映画祭グランプリ作品『青春墓場~明日と一緒に歩くのだ~』は、ぴあフィルムフェスティバル入選、ロッテルダム国際映画祭やプチョン国際映画祭でも上映されるなど高い注目を受け、商業映画デビューとなった『東京プレイボーイクラブ』は全国で劇場公開、釜山国際映画祭や東京フィルメックスで上映され、ロッテルダム国際映画祭ではコンペティション部門であるタイガーアワードに出品されています。
新作となる『クズとブスとゲス』は、女を騙しては強請りを働く卑劣な売人「ロイシン」と、ヤクザ、夜の女など、日陰で生きる人間の運命が交錯する群像劇。現在公開されている、奥田監督の“ロケハン動画”では裏ぶれた街並が映し出されており、どんな作品になるか期待が高まります。
クラウドファンディングといえば、コレクター限定の特典が気になるところですが、『クズとブスとゲス』では「あなたの死亡シーンの短編映画を撮影」という未だかつて無いアイテムも。これは、20万円以上協力したコレクターの為に奥田庸介監督撮りおろしで、コレクターを主人公にした“殺られシーン”の短編作品が贈られるというもの。どんな死に様となるのか、き、気になる……。
その他にもユニークな特典が盛りだくさん。「オリジナル脚本の映画を撮るということへのハードルは上がっているが、オリジナルのエンタテインメントに挑戦したい」という監督の意志に賛同する方はぜひ参加を!
奥田庸介監督 最新作『クズとブスとゲス』始動!
https://motion-gallery.net/projects/okudayosuke
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