宇多田ヒカルさんの『Flavor Of Life』という名曲があって、その中の「甘くほろにがい」という歌詞を宇多田さんが「人生はピーマンの天ぷらみたい」と言っていて、なるほどなぁと思った20代前半。アラサーになり今ではすっかり甘くてほろにがい味が好きになりました。そう、誰にとっても人生は少しほろにがいもの。甘いだけの人生なんて味気ない。キリンビールによる面白い調査が発表されています。
キリンビールが20代~50代の男女800人に対し、「ほろにがさ」に関する調査を実施。調査の結果、78.8%の人が、「人生において、ほろにがい経験も必要」と回答。また、ほろにがい味は「大人の味」であり、平均で24.1歳頃から好きになるという傾向が明らかになりました。
まず、男女800人に「今までほろにがい経験をしたことがあるか」を聞いたところ、60.0%の人がほろにがい経験をしたことがあると回答。ほろにがい経験をした人に、“甘い思い出”と“ほろにがい思い出”、どちらが思い出に残っているかを聞いたところ、72.7%の人が“ほろにがい思い出”の方が記憶に残っている、と答えています。その時はちょっと辛くても後から振り返ると「あぁ、いい経験だったな」なんて思える、あなたにもそんな思い出ありませんか?
そして、「“ほろにがい思い出”とは何についての思い出か」を聞いたところ、76.7%とダントツで多く挙がったのが「恋愛について」。最も記憶に残る“ほろにがい思い出”についてのエピソードに関するフリー回答では、
・片思いだった女の子が自分に気があることを、ずっと後になって知った。(男性、30歳)
・好きな人に甘えたいのに強がってしまった。(女性、39歳)
・好きな人に、片想いの相談されたとき。結局好きと言えずに真剣に相談にのってあげた。(女性、31歳)
ほ、ほろにがい……。ほろにがすぎる!
中には、
・初恋の人と再会したときに、忘れられていた。(男性、40歳)
・幼なじみに好きな人をとられたこと。しかも私に隠れてこそこそ付き合ってた。(女性、36歳)
これは“ほろ”じゃなくてガチにがいでしょ! というエピソードも。恋愛って一筋縄でいかないからきっと素晴らしいのですよね(遠い目)。
そう、ほろにがい思い出は人生の糧になる。74.3%の人が「ほろにがい経験は人を成長させる」と選択、67.1%の人が「甘い人生だけではつまらない」と答え、さらに78.8%の人が「人生において、ほろにがい経験も必要である」と回答しています。
「ほろにがいイメージが当てはまるタレント/著名人は?」という質問には、坂上忍さんが最も多く、次いで舘ひろしさん、有吉弘行さん、タモリさんなど、“甘いだけ”でない、深みのあるイメージの方々が票を集める結果に。特に、坂上さんと有吉さんは自身が色々な苦労をしているからこそ飛び出る愛のある毒舌が大人気ですよね。まさにほろにがい大人の男。
記事の冒頭で「ピーマンの天ぷら」について書きましたが、同じ天ぷらならふきのとうなどの山菜、和食なら貝や菜の花、カカオ成分高めのチョコレート、コーヒー、焦がしたキャラメル……、など大人になるとほろにがい食べ物がなぜか好きになりますよね。「ほろにがい味は好きですか?」という質問に61.9%と過半数の人が好きと回答。「何歳のころから、ほろにがい味が好きになりましたか?」という調査では「平均24.1歳」という数字が明らかになり、これは筆者の経験と合わせても納得です。
食べ物の好みが変ると自然とお酒の好みも変わるもの。若い時は甘~いお酒が好きだった人も、段々苦いお酒が好きになっていきますよね。でもこれからの暑い季節爽やかなフルーツの甘みも欲しいもの。『キリンチューハイ ビターズ』は、果皮のほろにがい味わいを楽しむ、大人のビターチューハイで、果皮やハーブから抽出した“ビターリキュール”を使用しており、ほろにがい味わいが特長の商品。
販売総数が6月10日(火)の発売からわずか1週間で約42万ケースとなり、年間販売予定の4割を突破するほどの大人気だそう。チューハイだから、食事と一緒に楽しめるのも嬉しいですし、缶を開ければそのままゴクゴク飲めちゃうのも、これからのアウトドアシーズンにピッタリですよね。ほろにがさと飲みやすさのオイシイとこどりの『キリンチューハイ ビターズ』、あなたも味わってみては?
キリンチューハイ ビターズ
http://www.kirin.co.jp/products/rtd/bitters/
※画像は「足成」より引用。
■関連記事
【W杯A組】開催国ブラジル代表がA組を1位で1次リーグ通過!! 決勝トーナメント初戦の相手はB組2位のチリ
HiFi Cafeが選ぶ一冊:これが僕らの喫茶道! 青山の名店が閉店前に出版した私家本『大坊珈琲店』
ブロマガ会員ならもっと楽しめる!
- 会員限定の新着記事が読み放題!※1
- 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
-
- ※1、入会月以降の記事が対象になります。
- ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
ガジェ通
ガジェット通信編集部
月額:¥550 (税込)