2014年2月の東京都知事選に立候補した、起業家の家入一真さんが立ち上げた「インターネッ党」。
以前、ガジェット通信の
「東京23区全ての区長選立候補者を擁立」インターネッ党の賛同者に安藤美冬さんで「足立区はどうするの?」の声
という記事でも取り上げたのだが、活動宣言の中に
「新しい東京に変えていくため2020年までに東京23区全ての区長選立候補者を擁立していく。」
というものがあった。昨日6月8日には、中野区長選挙が行われたのだが、その『インターネッ党』からは候補者の擁立がなかったようである。
「未来を構想して、実行できるネットコミュニティをつくるため、機関誌となるメルマガを発表する。」
というメルマガも、ここ1ヶ月以上発行されていない模様だ。
党の賛同者には、家入一真さん、堀江貴文さん、四角大輔さん、堀潤さん、安藤美冬さん、宇野常寛さん、高木新平さん、湘南の風・若旦那さんというそうそうたる方々がいらっしゃるのだが、今回立候補者を擁立しなかったことに関しての説明等も特に行っていない模様である。
作家の東浩紀さんは『Twitter』にて
インターネッ党があの派手なニコ生にもかかわらずいきなり中野区長選に公認候補を出していないことに対して、だれもなんとも言わないのはなぜなんだろう。最初からネタだと思ってたってことなのか。それって、結局家入さんをまともに相手にしてないということでないのか。
と指摘。『インターネッ党』のサイトからリンクされている『Twitter』でも
「そういえばインターネッ党は中野区長選を皮切りに各区長選に擁立予定とか言っていましたが、中野区長選は諦めたのですね。インターネット代弁してる割に、ツイッターも力尽きてそうですが??」
「インターネッ党、最初の中野区長選からもうやる気なしか」
「インターネッ党 のサイトを今見に行ってみたんだが、中野区長選 参戦未実施どころか区長選スケジュールさえも間違ってないですかね…。 日本の選挙を現代の感覚に引っ張って欲しかったですが、無理だな。」
といったツイートが寄せられているようである。何らかの理由があり候補者擁立がままならなかったのであれば、説明くらいはして欲しいというのも無理からぬところであろう。
今月6月29日には、今度は杉並区長選挙が予定されているのだが、そちらに候補者を擁立する予定等はあるのだろうか。『インターネッ党』の今後やいかに。
※画像は『インターネッ党』(http://internetparty.jp/)のサイトより
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