反捕鯨団体のオーストラリア人女性らが、和歌山県太地町の『町立くじらの博物館』に入館を断られたのは人種差別だとして、670万円の慰謝料を求める訴訟を起こした問題。
だが、この女性、実は今年の2月に同博物館に入館していたらしいのだ。
原告サラ・ルーカスとその父アラステア・ルーカスは、今年の2月9日に同博物館を訪れた際、「捕鯨反対の方は入館できません」と英語と日本語で書いた紙を示され、入場を断られたという。
しかし、オーストラリア版MSNの報道番組『60 Minutes』が今年2月21日に放送した回の映像中で、ルーカス父子は博物館のイルカが泳ぐ水槽の前で、番組レポーターと共にしっかり映像に収まっているのだ。これは一体どういうことだろう。外国特派員協会で行われた原告の記者会見で、この点について突っ込んで質問する大マスコミの記者様はいなかったのだろうか。
『Twitter』で検索すると、この番組収録時の模様を以下のように証言する人も見つかった。
私、この時くじら博にいたから経緯を目撃しているけど、観光だと言って入館したのにカメラクルーが無断で撮影を始めたから退館させられてただけだし。嘘の申告してたのは彼女ら。
https://twitter.com/orca_39/status/466716000604278784 [リンク]
なお、見た目がサラ・ルーカスと同じ白人であり英語話者でもある“テキサス親父”ことトニー・マラーノ氏は、2011年に太地町を訪れた際、同博物館に入館している。
テキサス親父は太地町を訪れた際に、こう語っている。
奴ら(※反捕鯨団体)が「太地町は外国人を好きじゃない」って言うのは、彼ら(※太地町民)はあの種類の外国人を好きじゃないんだぜ! 彼らを邪魔しないこの種類の外国人は好きなんだぜ。他文化の場所に行った時にそこに溶け込む外国人のことだ。
ちなみに、ルーカス父子が2月に同博物館を訪れた際には、ひと目で反捕鯨団体だとわかる衣装を着ていたそうだ。
『YouTube』には、太地町民が無遠慮に振る舞う反捕鯨団体へのカウンターとしてアップしている動画もある。それらの中には、反捕鯨団体の外国人たちが侮辱的な言葉で太地町民を罵り、出歯亀に等しい破廉恥な盗撮行為をしている場面がいくつも見られる。
太地町に行ける足のあるマスコミ関係者は、このあたりのこともしっかり突っ込んで取材してきてもらいたい。どちらが本当のことを言っているのか。どちらが自己中心的な差別主義者なのか。この際ハッキリさせようではないか。
動画:60 Minutes:The Killing Cove(ninemsn video)
http://video.au.msn.com/watch/video/the-killing-cove/x080bq5
動画:字幕【テキサス親父】日本の旅 太地町訪問 サ・コーヴの嘘を集める(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=94WTznpJ29M
画像:ninemsn videoおよび『Twitter』より引用
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