ガジェ通

「クリエイター」の二義性(メカAG)

2014/04/24 14:00 投稿

  • タグ:
  • 登録タグはありません
  • タグ:
  • 登録タグはありません
「クリエイター」の二義性(メカAG)

今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

■「クリエイター」の二義性(メカAG)
よくネットで「誰でもクリエイターになれる!」という文言を見かける。「このグッズを買えば異性にモテモテ」みたいな。「モテる」というのは相対的なものなのだから、全員がモテるというのは自己矛盾だと思うのだけどね。ちなみに「幸せ」というのも相対的なものだ。

「誰でもクリエイター」というのはどうだろう?これは言葉のトリックがあるように思う。幼稚園や小学校の美術や工作の授業では「自分で」考えて作ることが推奨される。結果的に凡庸なものができても「自分で作った」ことが大事。まさに「クリエイト」することが大切(と、教わる)。

一方、社会一般でクリエイターというと、他人には容易に真似できないオリジナリティが連想されよう。もっとわかり易い表現だとアーティストかな。この場合「オンリーワン」であることが大事。ただクリエイト(創作)しただけではダメなのだ。

   *   *   *

で、「誰でもクリエイター」は、クリエイターという言葉の二義性を悪用しているんだよね。誰でも、本人のやる気さえあれば、創作はできる。絵を書くのも文章を書くのも本人の自由だ。

一方で世間からオンリーワンの存在として認められるには、もっと高いハードルがある。「誰でもクリエイターになれる!」という言葉から多くの人が連想するのは、「誰でもオンリーワンの存在になれる」だろう。少なくとも「努力次第で可能性はある」と考えてしまう。

なんか詐欺みたいだよね(笑)。

執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。

寄稿いただいた記事は2014年04月22日時点のものです。

■関連記事

ブラック企業で働いていたら日本年金機構から差し押さえ予告が来た

指原莉乃「ピンクの部屋で研究する? 割烹着着る?」 小保方晴子さんへの疑問を語る

新『2ちゃんねる』2ch.scがついにオープン! 2ch.netの書き込みが反映される上位互換サイト

「訴えても良いレベル」「ぬりかべみたい」 日刊スポーツ一面の小保方さんの写真がヒドイ

『逃走中』に出演した平成ノブシコブシ徳井さんの『Twitter』が炎上 鈴木拓さんに続きクズ役に

ブロマガ会員ならもっと楽しめる!

  • 会員限定の新着記事が読み放題!※1
  • 動画や生放送などの追加コンテンツが見放題!※2
    • ※1、入会月以降の記事が対象になります。
    • ※2、チャンネルによって、見放題になるコンテンツは異なります。
ガジェ通

ガジェ通

ガジェット通信編集部

月額:¥550 (税込)

コメント

コメントはまだありません
コメントを書き込むにはログインしてください。

いまブロマガで人気の記事

ガジェット通信プレミアムチャンネル

ガジェット通信プレミアムチャンネル

月額
¥550  (税込)
このチャンネルの詳細