春の到来！　全国的でも桜の開花が相次ぎ、お花見の計画をしている人も多いのでは無いでしょうか。大人なら花見酒、と言いたいところですが、お団子と緑茶でしっとりと和のお花見を楽しむのも素敵です。

ティータイム以外にも、普段の食事やおにぎり・お弁当と一緒に毎日緑茶を飲んでいる人も多いと思いますが、皆さんは緑茶に秘められたすごいパワーをご存知ですか？　正しい緑茶のいれ方や急須でいれた緑茶が美味しいオススメのお店と共にご紹介します。

●新陳代謝アップ！　ダイエッターは飲み物を緑茶に

皆さんご存知の通り、緑茶はゼロカロリー。普段甘いジュースやカフェラテなどを飲んでいる人は飲み物を緑茶に変えるだけでもカロリーカットが出来ますが、それ以上にダイエットに嬉しい効果が。ミス・ユニバースの栄養管理士であり著書『世界一の美女になるダイエット』がベストセラーとなったエリカ・アンギャルさんは「新陳代謝をアップする効果もあるから、ダイエットには最適」と言っています。

モデルの道端アンジェリカさんや、ミランダ・カーさんなども緑茶を愛飲している事をブログや著書の中で話しており、美人は生活に緑茶をとりいれているのです。

●和食と緑茶の共通点

和食にとって欠かせない出汁。出汁は、旨み成分を含む調味料のことで、鰹節や昆布から抽出されます。実は緑茶にも特有成分であるテアニンのほか、昆布にも含まれるグルタミン酸など、旨みの素になるアミノ酸類は多く含まれています。中でもテアニンは他のアミノ酸に比べて含有量が豊富といわれており、お湯に溶けやすいのでお茶の旨みのもとになっています。

●ネットでも話題の緑茶効果

「NAVER まとめ」などネット上でも緑茶万能説が話題に。免疫力アップや美肌効果などの解説に加え、緑茶風呂や緑茶洗顔などユニークなアイデアも掲載されているので、ぜひ検索して緑茶マスターになっちゃいましょう。

●意外と知らない？　正しい緑茶のいれ方

あなたは正しく緑茶を淹れられますか？　静岡県立大学、茶学総合講座・岩崎研究室が「急須のお茶のいれかた」を調査したところ、ポットからお湯を注ぐ際「直接急須にお湯を注ぐ」と回答した人が全体の約80%に。実際には、緑茶を熱湯でいれると苦味や渋味が強くなると言われ、湯呑み茶碗や湯冷ましなどにお湯を注いで冷ましてから急須にいれるほうが、よりおいしく緑茶をいれられると言われています。