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先日ノミネート作品を公募した「ネットアカデミー賞」。投票内容はシンプルに「2013年一番面白かった映画」のみ! 小難しい事を考えずに素直な気持ちで作品を選ぶランキングです。

【関連記事】あなたが2013年一番面白かった映画は? 「ネットアカデミー賞」ノミネート作品応募受付中
http://getnews.jp/archives/528561

それでは、早速インターネット上の映画好きが選んだ作品のラインナップを発表。このランキングは1,000人を対象に「コッソリアンケート」を利用して作成しました。

1位:パシフィック・リム 137 (13.7%)

2位:劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語 115 (11.5%)

3位:風立ちぬ 52 (5.2%)

4位:ルパン三世VS名探偵コナンTHE MOVIE 47 (4.7%)

4位:ゼロ・グラビティ 47 (4.7%)

6位:図書館戦争 33 (3.3%)

7位:銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ 30 (3%)

8位:利休にたずねよ 29 (2.9%)

9位:スタートレック イントゥダークネス 28 (2.8%)

10位:そして父になる 27 (2.7%)

見事1位に輝いたのはギレルモ・デル・トロ監督が、謎の巨大生命体と人類が開発した人型兵器との壮絶な戦いを描いた超大作『パシフィック・リム』。人型巨大兵器「イェーガー」の格好良さ。そしてイェーガーが「KAIJU」と名付けられた怪物と闘うという監督のジャパンカルチャーリスペクトが見事に融合した、胸アツな演出が人気を集めました。

2位はその結末に誰もが驚いた『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語』。ストーリーはもちろん、劇団イヌカレーによるアートワークがキレッキレで「大スクリーンで観て良かった」という声も多く聞かれた。続いて3位は『風立ちぬ』、4位は『ルパン三世VS名探偵コナンTHE MOVIE』、7位は『銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ』とインターネット投票らしくアニメ映画が人気を集める結果に。

同率4位の『ゼロ・グラビティ』は上映後に口コミで話題となり、特にIMAX3Dの劇場は予約が取りづらいほどの人気に。邦画からは『図書館戦争』『利休にたずねよ』『そして父になる』がランクイン。11位に、日本アカデミー受賞作の『舟を編む』が選ばれました。あなたが好きな映画はありましたか?

ネットアカデミー賞 ランキング一覧

(C)2013 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND LEGENDARY PICTURES FUNDING, LC

●「ガジェット通信」の映画好きスタッフも選んでみたよ!

ガジェット通信の映画好きスタッフ7名も2013年に好きだった映画、俳優さんたちをピックアップ。案の定意見は分かれましたが、中でも人気だったのが『スタートレック イントゥダークネス』『ゼロ・グラビティ』『モンスターズ・ユニバーシティ』の3作品。“裏ベスト”とも言える「金返せ作品賞」はある意味注目。

■最優秀作品賞:ゼロ・グラビティ、きっとうまくいく、トランス、パシフィック・リム、スタートレック イントゥダークネス、チキン・オブ・ザ・デッド―悪魔の毒々バリューセット―

■男優賞(主演、助演問わず):長谷川博己、レオナルド・ディカプリオ、ポール・ウォーカー、ブルース・キャンベル、戸並健太郎(マック赤坂の息子「映画 立候補」より)

■女優賞(主演、助演問わず):芦田愛菜、ジェニファー・ローレンス、サンドラ・ブロック、カーラ・ヘイワード

■最優秀ホラー賞:死霊館、キャリー、クソすばらしいこの世界、ワールド・ウォー Z、キャビン、武器人間

■最優秀アニメ賞:シュガー・ラッシュ、モンスターズ・ユニバーシティ、怪盗グルーのミニオン危機一発

■最優秀SF賞:ゼロ・グラビティ、スタートレック イントゥ・ダークネス、ホビットの冒険、マンボーグ

■金返せ作品賞:劇場版 ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐、オブリビオン、クロユリ団地、アフターアース、ABC・オブ・デス

<コメント抜粋>

・本家アカデミー賞にはやっぱり選ばれなかったけど、レオ様はよかったと思うので、同情票でレオ様に1票。

・オブリビオンの、見終わった後のあの気持ちは本当に切なかったです。トムが乗ってた乗り物のデザイン以外、何一つ褒められるところがなかった…。他にもひどい映画いっぱいありましたが、ある程度予想がついたので、被害は最小限に抑えることが出来ました(クロユリ団地、47RONIN等、色々酷かったですねぇ)。

・大作映画は何でもかんでもCGで作ってしまうのは如何なものかと思っていましたが。技術革新が本当にすごい。

・マック赤坂さんの「映画 立候補」は泡沫候補にスポットをあて、彼らをきちんと”人”として、そして格好良く描いたこの作品は、彼らをイロモノとして把握している日本人だけが楽しめる、良い意味での内輪ネタでした。ただ、それだけに収まらなかったのが「マック赤坂の息子さん」こと戸並健太郎氏の存在で、彼の葛藤とクライマックスでの振る舞いは、この映画を素晴らしいドキュメンタリーへと押し上げています。

・繰り返し観たのは『パシフィック・リム』なのですが、映画館を駆使して新しい体験をさせてくれた『ゼロ・グラビティ』の衝撃はあまりにもすごかった。

・『キャビン』はお腹いっぱいになるほどホラーネタを詰め込んだ監督・制作者たちのホラー愛に一票。

・トロマ製作のゾンビ・ミュージカル・コメディ『チキン・オブ・ザ・デッド』が1位です。ミュージカルなのに歌がイケてない、主人公がダサい、ヒロインが可愛くない、グロシーンがだらだらと長い、ラストシーンは使い回し……欠点となりそうな部分がなぜか魅力に転じており、最後にはなぜか胸が一杯。上映劇場内は拍手喝采でした。映画の魅力は理屈じゃないのだと思い知りました。

と、個性的なコメントの数々。「ガジェット通信」ではこれからも楽しい映画の情報をお届けしていきます!

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