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輝く水風船の部屋“Water Balloon Room”初展示! アイデアが光る「エコ&アートアワード2014」も同時開催中

2014/03/15 15:30 投稿

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鈴野浩一(すずの こういち)さんと禿真哉(かむろ しんや)さんによって2004年に設立された

「トラフ建築設計事務所」。建築の設計だけでなく、ショップのインテリアデザイン、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいます。手がけたアイテムで、最近店頭でもよく目にするのは「空気の器」ではないでしょうか。
幅広く活動をされているトラフ建築設計事務所さんの作品「water balloon」を今、コニカミノルタプラザで展示中です。

「water balloon」は、LED光源に照らされるガラス素材に、蛍光灯リサイクルガラスを使用することで、素材同士の新しい関係を生み出すことを目指したもの。昨年開催された「9lass(グラス)」というガラス作家さんとの展示企画で生まれた作品です。

今回は「water balloon」を空間全体に浮遊させるように展示し、“Water Balloon Room”として展示しています。海外からの問い合わせも多い「water balloon」を使って空間演出するのは、本展示が初めて。

「water balloon」という名の通り、ソケットの部分を蛇口にみたて、そこから膨らむ水風船をイメージしている本作品。手作業で作られる個性的な形は、大きさも膨らみ方もひとつとして同じものはありません。

幻想的な光が特徴のこの照明は、直線的なLEDの光源をガラスの中の気泡により乱反射させ、LED照明の強い光のイメージとはまた異なる、やわらかな印象を与えてくれます。

空間にいくつもの漂う「water balloon」。呼吸するような光の明滅によって、“新たな自然環境を予感させる場の創造”を表現します。近くで見ると、気泡に乱反射した光がガラスの中いっぱいに広がり、光が溢れ出すよう!

「water balloon」で初めて作り出した空間を眺めて、トラフ建築設計事務所のお2人は、「座って眺めていて全然見飽きないですね」「やわらかい光が中から溢れ出てくるような作品なので、(通常のLED照明とは異なる)ゆるい、自然の温かみのようなものを感じてもらえれば」と語ってくださいました。

照明を吊るしているコードがゆらゆら揺れ動いていたり、強弱をつけて変化する光が、ゆったりとした時間を生み出す“Water Balloon Room”。ポコポコという、空気が水の中を移動する音が聞こえてきそうな不思議な照明のやわらかな光の中に、いつまでも浸っていたい気分になるはず。床に座って、ぼーっと心ほぐされるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

コニカミノルタプラザ特別企画展『Water Balloon Room by TORAFU ARCHITECTS』

開催期間: 2014年3月24日(月)まで(期間中無休)

10:30~19:00※最終日は15:00まで

開催場所:コニカミノルタプラザ ギャラリーA

入場料:無料

展示詳細ページ:
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2014march/torafu/index.html


■エコ&アートアワード2014も同時開催
『KONICA MINOLTA エコ&アート アワード2014 supported by Pen』も同じフロアで開催中。こちらは昨年、 “環境と芸術を融合させたアイデア・デザイン”をテーマとして作品募集を行い、計313件の応募作品の中から審査の結果、「ビジュアルアーツ部門」、「プロダクト&コミュニケーション部門」の入選作品計32点を選出。その作品を今回展示しています。

作品は、16歳から39歳までの若手クリエーターやアーティストによる、アートの視点で環境活動(エコ)を促進するための芸術作品・製品デザイン・グラフィックデザイン、またはそれらのコンセプト・アイディアが詰まったもの。と、いうと難しそうに聞こえますが、実際作品を観て、クリエーターに話を聞いてみると、そこまで難しくありませんでした! 

■「ラクガキからアート」鹿嶋 静さん
お子さんの落書きを捨てられないという作者の鹿嶋さん。全部とっておくこともできないと思い、それを切り抜いて窓に張ったり、クリアプレートに挟んで空に掲げたりして、写真に収めると……素敵なアート作品へと変わります。
これには小さなお子さんをもつお母さま方から、「うちもやろう!」と感嘆の声が。お子さんのTシャツやトートバッグなどに、この写真をプリントしても可愛いな、と思いました。

■「はだかの毛皮」大石 麻央さん
人間の色をしたイヌとネコが、人間のマスクを被っているというインパクト抜群のこの作品。人が見た目でいろいろ判断することに対して疑問を投げかけています。
その時のコンセプトよって動物を変えるそうで、今回は人の身近にいるイヌやネコ。飼う、飼われる、食う、食われる。人間とその他の動物の違いは何なのか、を訴えかけます。

■「雨が降ったから、外で遊ぼう」佐々木 都さん
雨だと子どもたちは外で遊べないもの。いや、雨をよける傘を使って遊び場を作ればいい! という発想から生まれたこの作品。傘に特製のキャップをはめると、傘同士がどんどん繋がり傘のジャングルジム“かじゃんぐる”が作れます。雨でも家にこもることなんてない、ということを伝えてくれる作品です。

シュチュエーションを想定したものから、感覚的なものまでさまざま。面白い新しい発想を感じることができます。

また3月23日(日)の最終審査により、展示作品の中からグランプリ(各部門1本)、準グランプリ(各部門1本)、来場者によって選ばれるオーディエンス賞(各部門1本)、協賛社特別賞(2本)を決定。

そのオーディエンス賞に投票できるチケットがコチラ。100円で購入して2作品に投票することができます。“シールドペーパー”という花の種が入ったハンドメイドペーパー付きで、家に持って帰って花を育てることができますよ。

開催期間は3月24日まで。どちらの展示も入場料無料なので、気軽に立ち寄ってみてください。

『KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2014 supported by Pen』作品展

開催期間: 2014年3月24日(月)まで(期間中無休)

10:30~19:00※最終日は15:00まで

開催場所:コニカミノルタプラザ ギャラリーB&C

入場料:無料

展示詳細ページ:
http://www.konicaminolta.jp/plaza/schedule/2014march/ecoart/index.html


【コニカミノルタプラザ】
東京都新宿区新宿 3-26-11 新宿高野ビル4F (Tel: 03-3225-5001)
JR新宿駅東口、地下鉄丸の内線「新宿駅」から徒歩1分(フルーツの新宿高野4F)

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