米国の新興企業ポッシュ・ストウ・アンド・ゴーは、ニューヨークを訪れる観光客の大きな助けになるかもしれません。今年6月、マンハッタンのミッドタウン地区に、ロッカーやトイレなどが入った会員制の休憩施設をオープンします。
ニューヨーク観光をしたことがある人は気付いたかもしれませんが、公衆トイレを見つけ出すのは容易ではありません。そこで、ポッシュ・ストウ・アンド・ゴーは「金銭的に余裕のある観光客」をターゲットに定め、「重い荷物を持たずに観光を楽しめる、そして出掛ける前は清潔なトイレで用を足せる」というコンセプトを提示しています。
施設の完成予想図からは、自宅のようにくつろげる空間を意識していることが一目で分かります。多くの人が利用できるロッカーが、リビングのような広いスペースに並び、近くには休憩用のソファーが用意してあります。トイレはもちろん個室で、シャワールームやロッカーに入らない荷物の保管庫も設置予定。さらには、赤ちゃん連れの母親向けとして、授乳室をつくる構想もあるとか。
気になる料金ですが、年会費15ドル(約1500円)を払った上で、24ドル(3日間)・42ドル(6日間)・60ドル(10日間)の各コースから選ぶことになります。フレンドリーかつ親切なスタッフが常駐し、衛生的に保たれているトイレ(会員が用を足すごとに清掃が行われます)を利用できるなら、価値ある投資と言えるかもしれません。
画像: ポッシュ・ストウ・アンド・ゴー公式サイト
※この記事はガジェ通ウェブライターの「綾瀬 新」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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