2013年はコンビニの「淹れたてコーヒー」がヒットしました。そんなお手軽なコーヒーが人気の一方で、高価格のコーヒー店も今人気を集めています。有楽町や新宿など都心部に展開する高級珈琲チェーン「椿屋珈琲店」は、家具類は特注品で、カップはロイヤル・コペンハーゲン製、コーヒーはサイフォンで入れる本格派。コーヒー1杯が1000円近くするにも関わらず連日にぎわいを見せています。銀座の古きよき時代の洋館をモチーフにしたシックなインテリアと、静かに流れるクラシック音楽により、“大人向けカフェ”として大人気なんです。
そんな大人向けの上質な空間を提供しようと今展開をみせているのは、なんと自動車メーカー。
■原宿「アウディ フォーラム」
表参道に突如出現する巨大クリスタルの氷山! 特徴的な外観が目を引く、原宿にあるアウディの情報発信ブランドショールーム「アウディフォーラム」。ここにあるAudi Cafeでは、オリジナルドリンク「CafeHORCH」や「quattroスカッシュ」など限定メニューを用意。訪れたお客さんにリラックスしてもらえる、くつろぎのカフェスペースとして展開しています。
■六本木「メルセデス・ベンツコネクション」
六本木に「メルセデスをより身近に感じてもらえる場所」としてオープンした「メルセデス・ベンツコネクション」。ラテアートの世界王者だった澤田洋史さんがドリンクを監修する「DOWNSTAIRS COFFEE」を店内に設置し、“美味しいメルセデス”を提案。もちろん車の試乗もできます。
■青山「インターセクト バイ レクサス」
東京・南青山の「INTERSECT BY LEXUS-TOKYO」では、2013年8月、“街一番のコーヒーショップ”をコンセプトとしたノルウェーの老舗コーヒーバー「FUGLEN」のコーヒースタンドが登場。このコーヒースタンドは、アート、カルチャー、ファッション、音楽などを通じてレクサスの提供する新しいラグジュアリーブランドの形を体験できるスペース「インターセクト バイ レクサス」内にオープンしました。店内に自動車は1台のみで、壁に真っ白な車の部品が展示されたり、トイレの天井にミニカーが敷き詰められているなど、ふとした瞬間に車の存在を感じられる仕掛けになっています。レクサスの担当者は、「コーヒーを飲みながらゆったりとした時間を過ごしていただき、ふとした瞬間に『これレクサスがやっているんだ』と気付いてもらえれば、それで十分です」と語っています。
高級車メーカーという今までなら少し敷居の高かった場所でも、こうやってリラックスができる場所に変わってきているのが嬉しい。ちょっと大人のデートの一場面に、こんな上質空間でのくつろぎタイムを取り入れてみてもいいかも。車好きの彼もきっと笑顔になる、新鮮な楽しいひとときを過ごせるはず!
「アウディ フォーラム」http://www.audi.co.jp/jp/brand/ja/aft.html
「メルセデス・ベンツコネクション」http://www.mercedes-benz-connection.com/index.html
「インターセクト バイ レクサス」http://www.lexus-int.com/jp/intersect/
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