今年25周年を迎える「人間椅子」がワンマンツアー「バンド生活二十五年～猟奇の果～」のファイナル公演を1/18に東京・TSUTAYA O-EASTで開催。チケットがソールドアウトとなった満員の会場で、「日本ふんどし協会」が主催する「BEST FUNDOSHIST AWARD 2013（ベストフンドシスト賞2013）」を受賞したことを発表しました。

へー「BEST FUNDOSHIST AWARD 2013」かあ、っていうか、そもそも「日本ふんどし協会」って何さ！？　という方の為に少し説明をしましょう。

●「BEST FUNDOSHIST AWARD」って何？

ふんどしの魅力を伝え、普及に努める「一般社団法人日本ふんどし協会」が毎年選出する「BEST FUNDOSHIST AWARD」は、その年にふんどし普及に貢献し、活躍した著名人を対象に選出。過去には、ふんどし姿のグラビアを披露した壇蜜さんや、構成作家の小山薫堂さんなどが受賞しています。

●人間椅子が選ばれたワケ！

今回、人間椅子が選出された理由は、メンバー全員がふんどし愛用者であり、特に鈴木研一（B＆Vo）がライブで魅せるふんどし姿が話題になったことに加え、2013年に幕張メッセで開催された＜Ozzfest Japan 2013＞出演、ももいろクローバーZとの共演や高い音楽性と独特の存在感で話題を呼んだことも挙げられた。また、2014年にバンドが結成25周年を迎えることもあり、ますますのふんどし普及への貢献が期待される他、ファンからの推薦が最も多かったことも受賞への後押しとなったそうです。

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日本ふんどし協会会長・中川ケイジさんから表彰を受ける人間椅子のメンバー。

イエーイ！！

鈴木さんはさらしを切って紐を自分で縫い付けるD.I.Yフンドシスト。ふんどしはゴムの締め付けの強い下着と違って、体を圧迫せず、骨盤を歪ませない健康効果もあるのだとか。何より締めた時に気合いが入るってもの！

格好良くドラムを叩いている時もふんどし、

ジャンプ中もふんどし！

人間椅子25年の歴史を文字どおり陰から支えていたのは、このふんどし！

今回のライブでは新旧楽曲、レア曲も織り交ぜられた選曲にファンは大興奮。前半には、名曲「りんごの泪」、「怪人二十面相」や「九相図のスキャット」へと猟奇的、奇怪な楽曲が炸裂。また、曲中に落語を取り入れた「品川心中」では年金ネタを盛り込むなど随所に観客を笑わせるなどお客さんを魅了しました。

アンコールでは和嶋が「30、40、50、60年と、これからもずっと人間椅子を続けてもよろしいでしょうか!?」「バンド活動を死ぬまでやります！」とコメント。ナカジマノブは「こないだ友達の怒髪天の武道館に行ってきて、あれは感動した。怒髪天は“最遅”で武道館ライブをやったようだけど、人間椅子は武道館公演の最年長記録を狙います！」とアツい宣言も飛び出しました。

今後のスケジュールは、ZAZEN BOYSとの2マンライブが3月20日（木）にTSUTAYA O-EASTで開催されることが決まっています。ふんどし締めて遊びにいってみてはいかが？　ちなみに2月14日は「2（ふん）1（ど）4（し）」でふんどしの日。バレンタインデーとかやってる場合じゃないんだぜ！

人間椅子
http://ningen-isu.com/
Facebook：https://www.facebook.com/ninngennisu　

日本ふんどし協会（JAPAN FUNDOSHI ASSOCIATION）

http://www.japan-fundoshi.com

（撮影：KASSAI / 3PO DESIGN WORKSHOP）

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