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12月28日、韓国最大の発行部数という『朝鮮日報』が、その日本語ニュースサイト『Chosun Online』にて

靖国参拝:日本のタレントの発言で物議

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2013/12/28/2013122800636.html

という記事を掲載した。

日本の有名タレントの春香クリスティーンさん(21)が26日、フジテレビの番組に出演し、安倍晋三首相の靖国神社参拝について「ドイツの首相がヒトラーの墓を訪れたとしたら、周辺の国々はどう思うだろうか。とても難しい問題だ」と発言した。クリスティーンさんの発言が知られるや、インターネット上では「国家のために命をささげた英霊が、どうしてヒトラーに例えられるのか」「謝罪しろ」などといった批判が巻き起こった。(略)

ネットでは、

「そもそも春香さんは”有名”タレントか?」

という微妙に辛辣な書き込みにはじまり、春香さんが出演していたのは日本テレビ系列局のよみうりテレビ『情報ライブ ミヤネ屋』であったので、

「フジテレビ関係ねえw」
「フジテレビとばっちり」

といった書き込みがみられた。

中には

「フジテレビに電話したらうちには関係ないの一点張り 最低だな」

といったようなコピペをもじった書き込みもあったようである。

また、春香さんの実際の発言は

「海外とこの問題で比べられるのが、もしもドイツの首相がヒトラーのお墓に墓参りをした場合他の国はどう思うのかという論点で議論されるわけですけど、まあ難しい問題ですよね」

といったものだが、記事中の「周辺の国々はどう思うだろうか」では微妙にニュアンスが異なるようにも思える。

12月27日には、脳科学者の茂木健一郎さん(@kenichiromogi)が

春香クリスティーンさん(@harukachristine)さんの意見は、国内だと例外的に響くかもしれないけど、戦勝国によって作られた戦後国際秩序の中では、むしろ「常識」でしょう。ひっくりかえそうと思ったら、東京裁判や、原爆投下などについての評価を変えねばならず、非常に大変です。

とツイートした。( http://twitter.com/kenichiromogi/status/416390848532586496 )

これに対し、「春香さんは『海外ではどう?』とふられ海外からの一つの視点を紹介しただけであり、影響力がある人が春香さんの『意見』だと断定するのはどうかと思う」というツイートも寄せられている。

渦中の春香さんであるが、ブロクに寄せられた批判の意見はほとんど削除となっている模様である。また、28日のTBS『世界ふしぎ発見』に出演、ミステリーハンターとして伊勢神宮を紹介するというなんともふしぎなタイミングも話題になったようだ。

※画像は『Chosun Online』より

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