レオナルド・ディカプリオ主演、マーティン・スコセッシ監督5度目のタッグとなる最新作、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』が、1月31日(金)より全国公開。本作は、この冬の映画の大本命として名乗りを上げる一方、2014年のラインナップが各種ぞくぞく出そろってきています。
まずは安定のシリーズもの。洋画では全世界で 7億5000万ドル以上の興行収入、46カ国で初登場1位を記録した大ヒット作の第2弾、「アメイジング・スパイダーマン2」が4月25日に公開。毎回強力な敵を倒してきたスパイダーマンの前に、今度は3人の強敵が次々に彼を抹殺しにかかるという、スパイダーマン史上最大の難局を迎えることになりそう。
その他マーベル・スタジオの総力を結集したプロジェクト『アベンジャーズ』のその後を描く『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2月1日公開)、人気シリーズの第4弾、『トランスフォーマー ロストエイジ』(夏公開)、2014にシリーズ生誕14年を迎える「X-MEN:フューチャー&パスト」(5月公開)が控え、邦画ではテレビドラマも絶好調の『相棒-劇場版III- 巨大密室!特命係 絶海の孤島へ』、阿部寛の古代ローマ人役が大ハマリの『テルマエ・ロマエⅡ』、夏に2部作を連続公開する『るろうに剣心 京都大火編』『るろうに剣心 伝説の最期編』などが予定されています。
一方、安定のシリーズ作品とは違い、2014年は洋画邦画問わず、日米のスターがこれまでとはまったく違う役を選んでいるのも注目です。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(7月公開)ではハリウッドのトップスター、トム・クルーズがなんと日本のライトノベル原作の映画化に挑むほか、『ルパン三世』(夏公開)では小栗旬は8キロ減量で大人気のキャラクター、ルパン三世を演じる。また、北村一輝はツンデレキャラが好評だったの「猫侍」から一変、日本・インドネシアの初合作映画『KILLERS/キラーズ』(2月1日公開)で、サディスティックなサイコキラー役として大暴れします。
とはいえ直近の注目は、やはりレオナルド・ディカプリオが初の破天荒キャラに挑む『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(1月31日公開)でしょう。
本作でレオが演じるのは、貯金ゼロから年収49億円にのし上がり、常識を超えた金遣いで欲をカネに換えた実在の元証券マン。金髪美女にピンヒールで顔を踏みつけられ、一晩の夕食代は260万円を散財し、豪華客船からドル札をばら撒き、さらにご機嫌でダンスも披露するなど、これまでとは一回りも二回りも違ったレオを堪能することができます。
その演技は、米ローリング・ストーン誌が「シビれるようなエネルギーに溢れ、ヤバすぎるシーンがいっぱいの、2013年度最高の一本。」と評するとおり、メディア各所でこれまでの俳優人生でベストとの呼び声が高く、驚愕のエンタテインメント作品に仕上がっている。本年度ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞にノミネートされ、アカデミー賞へのノミネートも確実と言われているレオの新境地を開いた『ウルフ・オブ・ウォールストリート』は見逃せない1本として、2014年の映画界を牽引していくことは間違いなさそうです。
『ウルフ・オブ・ウォールストリート』について
本作は貯金ゼロから26歳で証券会社を設立、年収49億円(4900万ドル)を稼ぎ出し、誰も思いつかないアイディアと一瞬にして心をつかむ話術で成功。常識を超えた金遣いで世間の度肝を抜き、ダイナミックな成功と同じくらいセンセーショナルな破滅をたどった男、<ウォール街のウルフ>と呼ばれたジョーダン・ベルフォートの実話。破天荒な主人公を演じるディカプリオは、新境地とも言うべき驚異の演技を見せ、かつて誰も見たことのないディカプリオがここにいると言っても過言ではないほど!本年度ゴールデン・グローブ賞では主演男優賞にノミネートされており、自身初のオスカー受賞にも大いに期待がかかります。
http://www.wolfofwallstreet.jp
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