今回はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
■僕を褒めて!
たぶん「ぼく、オタリーマン。」だったと思うけど、こんなエピソードが描かれていた。作者がプログラマになりたての頃、なにができるたびに先輩に「こんなのができました」「こういう工夫をしました」と報告に行っていた。つまり「僕を褒めて!」と。ところがいつの間にか自分が部内で年上になってしまって、報告できる先輩がいなくなってしまった、と。
俺も覚えがある。あれはまだバイトの頃だったかもしれないが、いろいろ面倒見てくれた先輩に俺はすっかりなついて(笑)、何かできるたびに報告に行っていた。別に毎回ベタ褒めしてくれるわけではないけど、とりあえず聞いてもらえるだけで満足だった。
で、そのうち後輩の方が多くなって、逆に報告される立場になった。なってみてわかったのだが、結構うっとうしい(笑)。その度に自分の作業が中断されるし…。でも嬉々として報告にくる後輩をむげにするわけにも行かないし。
で、俺自身が報告にいく先輩がだんだんいなくなっちゃったんだよね。苦労して、これはうまくできた、よし、っと思って、立ち上がろうとするも、あ、もう褒めてくれる人はいないんだな、と。
まあ今にして思えば、良い環境だったと思う。
執筆: この記事はメカAGさんのブログからご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2013年10月02日時点のものです。
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