ギャラ問題などで何かと話題になった、8月24日から翌日にかけて放送された『24時間テレビ』。
週刊文春9月5日号でも今回の『24時間テレビ』についての記事があり、放送終了後の次の番組『行列ができる法律相談所』も高視聴率だったことに関して
「チャリティマラソンを走った森三中の大島美幸(33)が番組内にゴールできず、『行列~』でも中継を続投したのが幸いした。ただ、『行列~』の幹部プロデューサーと『24時間』の総合プロデューサーは同じ人物。『どうせ引っ張ったんだろ』と社内で揶揄されてます」
という日テレ関係者のコメントを紹介している。
8月26日のTBSのラジオ番組『たまむすび』にゲスト出演した伊集院光さんは『行列~』の裏番組である『半沢直樹』の話題で、
「『24時間テレビ』の最後だけ観てたの。そしたら、まんまと『半沢直樹』潰すためにゴールしてる感なかった?」
と発言。パーソナリティーの赤江玉枝さんや月曜のパートナーであるカンニング竹山さんも「それ言われてますねえ」「疑惑なんですよ」と答えていた。そして、一流のペースメーカーがついていたので、やろうと思えばちゃんと時間内にゴールできたのではと疑問を呈し、「演出のニオイを嗅ぎ取っちゃうとイヤだ」と語っていた。
先述の週刊文春では、「チャリティという魔法の言葉は下請け制作会社にも向けられている」とし、日テレの別番組で働いている制作会社ADの「『24時間テレビ』も掛け持ちで手伝わされて、ノーギャラのボランティアで徹夜させられた」という旨のコメントを載せている。そして、Tシャツやグッズの売り上げは寄付しているがCMの売上げは別物で、局としてはしっかり黒字になるのだという。
「週の視聴率は三冠を獲得し、局内は浮かれモード。記念して、恒例ですが、社員食堂が三日間無料になるみたいです」(日テレ関係者)
とのこと。そして記事は「やっぱり、救われたのは日テレらしい」と結んでいる。
視聴者は募金して下請けはノーギャラ、その一方で日テレは黒字で社員も恩恵を受け食堂が無料というのには、なんか釈然としないものを感じる人も多いのでは?
※画像は『日本テレビ』のサイトより引用
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