花王のボディウォッシュ『ビオレu』といえば、テレビコマーシャルに出てくるビオレママ・あけみさんとセットで覚えているという人が多いはず。1999年10月のCMに初登場し、家族のために正しく賢いモノ選びができて子育てを頑張るママをアピールし続けてきました。そんなビオレママですが、これまで影が薄いどころかほとんど顔を見せてこなかったお父さんが、14年目にしてビオレパパとしてスポットライトを浴びることに。「しあわせ親子“ふろ”デューサー」に就任したぐっさんこと山口智克さんが歌う『しあわせ親子のおふろうた』が流れる新CM『ビオレパパになろう』篇が2013年8月23日から日本全国でオンエアされます。
新CMでは、ビオレママが「親子にお風呂で楽しく幸せな時間を過ごしてほしい」という『ビオレu』の想いを語りかけて「うたいます」と宣言しますが、そのままフェードアウト。その代わりにぐっさんがテンポよく朗々と『しあわせ親子のおふろうた』が流れる中、さまざまなイマドキのパパたちが登場します。どの親子も楽しそうですが、「ずっと一緒に入ろうね」というパパに「それはムリ」と即答する娘も。シビアです。
花王 ビオレu ビオレパパになろう CM(YouTube)
http://youtu.be/MI2WD7m1Nwo
放映開始に先駆けて開かれた記者発表の席上にはぐっさんも駆けつけ、ビオレママも大喜び。2012年の「理想の父親だと思うお笑い芸人」1位(ORICON STYLE)や2011年『第5回ベスト・ファーザーin関西 イエローリボン賞』芸能部門受賞など、好感度の高い父親像として支持されているぐっさんは、実際2男1女のパパ。
「しあわせ親子“ふろ”デューサー」の就任について、「まだまだ父親として課題が山積み」と謙遜しつつも「普段からやっていることがそのまま認められたのかな。お風呂は実際好きですし、親子のコミュニケーションをさらに意識しながらやっていきたいです」と抱負を述べます。
自身、いつも子どもとお風呂に入るというぐっさん。
「一緒に入るのは楽しいですし、教えられることもたくさんあります。子どもが脇についている泡でシャボン玉ができるところを発見するのは科学実験みたいな感じですよね。ほかにも潜ってみたり、何秒間顔を水面につけていられるかとか、水の恐怖心をなくすことにもなるんじゃないかな」と、日頃から子どもとのスキンシップを大事にしていると話します。
ここで、「“ふろ”デューサーになったのだからもっと勉強して」というビオレママのリクエストにより、臨床発達心理士で桜美林大学リベラルアーツ学群准教授の山口創さんが登場しレクチャーをすることに。
「親子のスキンシップは子どもの成長にとても大事。父親のスキンシップは子供の社会性を伸ばす効果があり、母親のスキンシップは情緒を伸ばします。どちらも同じように大事です」という山口准教授。
効果の違いを聞いて、ぐっさんは「僕自身がおやじと入った空気感が違ったのはそういうことかもしれないしれないですね」とハダカのふれあいの重要性を再認識した様子。
『ビオレu』が行った『スキンシップの意識・実態』調査によると、「子育てが楽しい」と回答したパパは82%。
一方で、「スキンシップが十分できている」と回答したパパは19%と少ない結果となったとのこと。
山口准教授は「スキンシップをすることによって、パパやママ自身のストレスも減るというメリットもあります。お風呂というのはハダカで触れ合う場。パパとの絆が深まり、楽しいコミュニケーションをとることが大事です。歌を歌うことがおすすめです」と指南。
それを聞いたぐっさんは「子どももお風呂だと反響がいいことに気付くみたいですね。真っ先に歌っていたりします」と笑います。いずれにしても、親子で一緒にお風呂に入ることは、どちらにとっても効果大のようです。
そして、ビオレママから「ぐっさんの美声が聞きたいわ~」というおねだりにより、『しあわせ親子のおふろうた』の生歌が披露されることに。『ビオレ』のシールが貼ってあるアコースティックギターをかけて熱唱するぐっさん。音程もばっちりだし声量も充分! 時おりビブラートをかける余裕も見せていました。
最後まで歌いきったぐっさんは「ほんとうに気持ちよかったです。我ながらよく歌えたと思う。レコーディングの時よりうまく歌えました」と自画自賛。その上で「みんなで楽しく歌ってほしいですね」とアピールすることも忘れませんでした。
ちなみに『しあわせ親子のおふろうた』は既に『YouTube』にもアップされています。「練習したい!」という人はリピート推奨です。
花王 ビオレu しあわせ親子のおふろうた(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=bL63li98jb8
山口准教授が提唱する「お風呂スキンシップ5箇条」として挙げられているの次のとおり。
1 週に3回以上、子どもと一緒にお風呂に入ろう2 子どもの体は、手で洗ってあげよう
3 お風呂ではおもちゃだけに頼らず体を使った遊びを楽しもう
4 お風呂では、遊んだり話をしたり、楽しくコミュニケーションをしよう
5 お風呂上がりには、丁寧にローションなどを塗ってあげよう
これを心がければ、ぐっさんのようなステキなパパに近づけるかも? イクメンという言葉が定着しているように、家庭での父親の存在がますますクローズアップされる中、「何ができるのか分からない」という人は、実践の第一歩として子どもとお風呂で遊ぶことからはじめてみるといいのではないでしょうか。
花王 ビオレu しあわせ親子ふろジェクト
http://www.kao.co.jp/biore/biore-u/ofuro/index.html[リンク]
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