●マジンガーZ放送開始40周年企画、始動
読者諸賢は、最近のサブカル人間たちの間で、密かに人気の「擬人化」という言葉をご存知ですか?
「擬人化」とは、「人間以外のものを人物として描くこと」で、古くは鳥獣戯画や古代ギリシャ芸術まで遡ることが出来る、歴史ある創作活動です。
最近はアニメやイラストにもその発想が取り入れられ、『ヘタリア』(国の擬人化)や『侵略!イカ娘』(イカの擬人化)などが好評を博しているのです。
この度、そんな擬人化の流れを取り入れてかいないでか、擬人化アニメが発表されました。
それがなんと、あの『マジンガーZ』の擬人化、しかも美少女化だったのです。
なんでも放送40周年記念の企画だそうですが、ちょっと目出度すぎやしませんか?
●ところがギャグのテンポが素晴らしい
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=1uM2BW6Y5cA
上記のとおり、第0話のPVが公開されていたので、正直、期待せずに見ました。
「安易なマジンガーのスピンオフは、ダイナミックプロが許しても、スーパーロボット大戦ファンのオレが許さん!」
などと思っていました。
ところが、PVを閲覧後、意見は180度変わりました。
率直に言って、ギャグアニメ・美少女アニメとしての出来が非常に良いのです。
●マジンガーZを知らずとも楽しめる、ユルさ、可愛らしさ。そして原作ファンへのサービス精神
ギャグのテンポが素晴らしく、キャラクターの可愛らしさもきっちり描かれています。
昔からのファンなら思わず胸が高まる、ダブラスM2やガラダK7などの機械獣もしっかり美少女として登場しますし、PVの1:35あたりで、こっそりテキサスマックのジャックとメリー(ゲッターロボ第21話に登場するアメリカ人の兄妹)が屋台販売しているあたり、永井豪先生ファンやスーパーロボット大戦ファンにも優しいパロディネタが入っておりました。
また、擬人化美少女である『Zちゃん』(マジンガーZ)、『グレちゃん』(グレートマジンガー)、『グレンダさん』(グレンダイザー)らの身体から繰り出されるロケットパンチ、光子力ビーム、サンダーブレークなどは、可愛らしさと懐かしさと格好良さが混ざってヨダレと涙が溢れそうになるほど。
製作者側のマジンガー愛がビシビシ伝わってきます。
作品名は『ロボットガールズZ』となりまして、監督・絵コンテは『イナズマイレブン』の劇場版や『アクセル・ワールド』などの演出を手がけてこられた博史池畠氏、キャラクターデザイン・作画監督は『とある魔術の禁書目録』や『ソードアート・オンライン』などで総作画監督をされた川上哲也氏が起用されていました。
道理でキャラクターが愛らしく動くわけですよね。
●来年1月から放送開始
この『ロボットガールズZ』、来年1月からスカパー!などでの放送となる模様。
PVには出て来なかったアフロダイは?あしゅら男爵がやたらと可愛くて困る!
などなど、はやくもネットには反響が入り乱れている模様です。
あなたも来年初旬に、『ロボットガールズZ』にパイルダー・オンしてみては?
※ 画像は公式サイト(http://www.robot-girlsz.com/index.html)より引用
※この記事はガジェ通ウェブライターの「写楽斎ジョニー」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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ガジェット通信編集部
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