「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者 かつを」
という張り紙があるなど、津山三十人殺しや、それをモデルとした「八つ墓村」といったような横溝正史の作品を連想させる事件とネットでも話題になっていたが、7月26日に容疑者が逮捕された。
逮捕前、ネット上で話題になっていたのが保見光成容疑者に対しての集落の住民のコメント。
KRY山口放送によれば、約10年前に今回の被害者男性と容疑者が酒席で口論となり鋭利なもので刺され傷害事件となっていたとのこと。
それに対して、住民の年配の女性がインタビューで、
「ちょっと酒を飲んだ席の話ですからちょっと (鋭利なものが)当たったくらいじゃないか」「仲が悪いというのはどこでもある合う合わないというのは誰でもある」
「ささいなことでしょうね」
と語っている。
また、同じく約10年前には農機具をめぐるトラブルもあったといい、容疑者の友人という人が、姿をボカされボイスチェンジャーを通した声で
「田んぼのあぜ道を刈るのに機械を使って油代も全部自費で出させて本人があぜに機械を忘れて帰ったら次の日に草と一緒に焼いてしまった」「後日“あれ、あなたのものだったの?”っていう感じでいじめというかいろんなことがあったみたいですけど」
と語っている。
これについて、ネットでは
「『ちょっと当たったくらい…』完全にイジメてる側、加害者の発言だね」
「刺されて機械焼かれてって、そりゃ怒るわ」
「都会の人にはわからんだろうがこういうのマジ田舎あるあるだよ。普通の明るくて気さくなおばちゃんもこういうこと普通にする。」
「医師が逃げる村も相当なんだろうな」(註:秋田県・上小阿仁村のことと思われる)
といった、犯人に同情するようなコメントが多数ついていた。
また、「この婆さん、かつをに同情的な部分もあったから、この画像(註:山口放送のニュースをキャプチャーしたもの)だけ見て叩くのはおかしいよ」
といったのもあった。
「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」に関しては、「悪口、うわさ話をして喜んでいる」や「実際に農機具に火をつけられた」といろいろと解釈されているようである。
いずれにせよ、容疑者の逮捕により今後いろいろと事情も明らかになってくると思われる。
※画像は『KRY山口放送』のサイトより引用
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