7月21日に行われた参議院選挙。結果は自公が圧勝し民主は惨敗。
アントニオ猪木氏や山本太郎氏、ワタミ創業者の渡辺美樹氏といった話題の人たちが当選するなどネット上でも盛り上がった選挙だった。
「ネットと選挙」といえば『Twitter』や『Facebook』といったSNSとともに存在感を増しているのが『ニコニコ動画』であるが、今回「ユーザーアンケートシステム「ネット世論調査」をもとに、独自で参院選の結果を予測」していたという。
参考:niconico、ネット世論調査もとに参院選「当確予測」発表
そして、その予測がかなりの精度だったということで驚嘆の声があがっているようである。
予測獲得議席数と結果(カッコ内の数字)を照らし合わせてみると
自由民主党 64(65)民主党 16(17)
日本維新の会 7(8)
公明党 11(11)
みんなの党 8(8)
生活の党 2(0)
日本共産党 8(8)
社会民主党 1(1)
みどりの風 1(0)
諸派 1(1)
無所属 2(2)
となっている。
選挙区ごとの当確予測では
自由民主党 47(47)民主党 9(10)
日本維新の会 2(2)
公明党 4(4)
みんなの党 4(4)
生活の党 1(0)
日本共産党 3(3)
社会民主党 0(0)
みどりの風 0(0)
諸派 1 (1)
無所属 2(2)
とすさまじい的中率である。
外したのは新潟選挙区で、生活の党・森裕子氏の当選を予測していたが実際に当選したのは民主党・風間直樹氏だった。
比例区での予測獲得議席数は
自由民主党 17(18)民主党 7(7)
日本維新の会 5(6)
公明党 7(7)
みんなの党 4(4)
生活の党 1(0)
日本共産党 5(5)
社会民主党 1(1)
みどりの風 1(0)
というもの。生活の党とみどりの風の予想獲得議席の1がそれぞれ自民と維新に、ということになる。
的中率にして選挙区は73中72が、比例区では48中46、計121中118という結果に。
初めての試みでこの精度はすごい。
この結果について、『Twitter』では
「これはかなりの精度」
「アンケート形式なのに、出口調査とほとんど変わらない正確な予測に驚いた」
「ニコ動のアンケートって侮れないんだな。ついでに、ネットが有用なツールだってのを知ってもらう意味でもいい結果だ」
「ネットが民意に追いついた。あるいはその逆か。ともあれ、各種メディアは民意からかなり乖離していることは確か」
といったようなコメントがなされているようである。
※画像は『参議院選挙2013 開票特番 ~ネット選挙解禁・niconico当確予測~』(http://live.nicovideo.jp/watch/lv145310258)より引用
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