その名も「昆虫アニキ 哀川翔先生の特別出張授業~ハチ刺され予防策とハチ毒アレルギー~」。
哀川さんは北海道 丸瀬布(まるせっぷ)昆虫生体館における特別学芸員も務めるほどの昆虫マニア。自宅でもクワガタを中心に100体以上の昆虫を飼育するほどの熱の入れようだ。
昆虫採集のノウハウをはじめ、「昆虫の好む場所」や「捕獲方法」そして「大部分の虫は怖くないこと」など、自身の体験を踏まえながら昆虫の魅力について楽しそうに伝えた。
ただし、「気をつけないといけない虫」についての説明では、真剣にハチの危険性について語った。
ミツバチ・マルハナバチなどは掴まない限りは刺してこないが、アシナガバチ、そしてスズメバチは追い払おうとしただけで攻撃してくるという、非常に危険な性質を持っていることを説明。
知っておくだけでハチから身を守れる知識はつぎのようになっている。
・巣に近づかない・ハチを見つけたら静かに後ずさりする
・ハチが向かってきたら頭を低くする
・群れでハチが飛んできたら、元の道をダッシュで逃げる。500m離れればOK
また、刺されないための6つのアドバイスはこちら。
1.巣に近づかない2.黒い服、花柄の服は避ける
3.なるべく肌を出さない
4.帽子をかぶる
5.甘い飲み物や食べ物を出しっぱなしにしない
6.香水・整髪料をつけない
この後、獨協医科大学病院 呼吸器・アレルギー内科の平田博国先生は、「ハチ毒の重いアレルギー症状は2度目以降に多い(1回目で抗体が生成されるため)」「初めてでも大量に刺されると重くなる」と説いた。
また、ハチ毒アレルギーのアナフィラキシーショックは30分以内に起きることがほとんどなので、もし刺された場合には、誰かに助けを乞い、早目に受信してもらう事が必要であると説明した。
また、ガジェット通信からの質問について哀川さんは次のように答えた。
ガジェ通「ハチ以外で、自然の中で怖かった経験など教えてください」
哀川さん「虫はいろんな虫がいるので、肌出さないように、あと長靴履いて防ぐのが大切ですね。川入るときなんかは露出しているところをブヨなんかが刺したりして、ものすごく足が腫れたりしてね。日が照っているところはいいんですが、日陰は要注意です。」
ちなみに報道陣からの「哀川さんの怖いものって何ですか?」という質問についてはこのように答えた。
哀川「怖いもの無いっすよ。(報道陣:怖いもの無いんですか?)……無いですって。あ、有吉のモノマネくらい? ありゃ怖いな。「そんな声してねえだろ」って(一同笑)」
有吉さんのモノマネはともかく、「ハチ」は正しい対処さえ守れば怖くありません。これらの話を参考に、読者の皆さんは是非、安全な夏を過ごしていただきたい。
※写真における生徒さんの映り込みについては小学校にご承諾いただいております。
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ガジェット通信編集部
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