ファミリーマートお詫び

先日ガジェット通信にてお伝えした

Twitterで「私のバイト先に香川真司がご来店しました」とコンビニの防犯カメラの写真をアップして騒動に(http://getnews.jp/archives/382964)

という記事。

かなりの騒動になった後、ツイートした大学生とみられるアルバイトは写真や『Twitter』アカウントを削除したようである。

そして、ファミリーマートは7月20日にサイト上(https://www.family.co.jp/)に「ファミリーマート加盟店従業員に関するお詫び」という文章を掲載した。それによれば

平素よりファミリーマートをご愛顧賜りまして誠にありがとうございます。

このたび、ファミリーマート加盟店の従業員が同店の防犯カメラで記録した映像をインターネット上に公開していることが判明いたしました。

関係各位には、多大なるご迷惑をお掛けしましたことを心からお詫び申し上げますと共に、今後同様の事態が発生しないよう、コンプライアンス指導を再徹底してまいります。

以上

とのこと。

素早い対応ではあったが、同じコンビニ大手のローソンで店員がアイスケースに入って写真アップをした騒動のときは、事件のあった日からそれなりに時間は経過していたものの店名を挙げて経緯も詳細に伝えている。また、従業員解雇とFC契約の解約を行うという厳しい対応を行ったと報告し、「お客様相談窓口」も設けて対応を行っていた。それと比べて、今回のファミリーマートの対応はいささか説明不足ではないのか? といった声があがっているようである。

ネットで指摘されているのは、ファミリーマートが一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)の認定する「プライバシーマーク」を取得している企業であり、サイトでもそれを掲げているという点。

JIPDECのサイト(http://www.jipdec.or.jp/)によれば、

プライバシーマーク制度は、事業者が個人情報の取扱いを適切に行う体制等を整備していることを認定し、その証として“プライバシーマーク”の使用を認める制度で、次の目的を持っています。

・消費者の目に見えるプライバシーマークで示すことによって、個人情報の保護に関する消費者の意識の向上を図ること
・適切な個人情報の取扱いを推進することによって、消費者の個人情報の保護意識の高まりにこたえ、社会的な信用を得るためのインセンティブを事業者に与えること

とのこと。

今回の対応が、それにふさわしいものだったかどうかとネット上では少なからず疑問が持たれているようだ。

※画像は『ファミリーマート』のサイトより引用

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