■2013夏アニメクロスレビュー『義風堂々!! 直江兼続～前田慶次酒語り～』

織田信長・豊臣秀吉・徳川家康　戦国時代の覇者である彼らが、認め、欲しがり、畏れた――
上杉謙信の落し胤という秘密を胸に秘め、命を賭して上杉家を支える家老・直江兼続と、
天下の傾奇者と名を轟かせた伝説のいくさ人・前田慶次。
親兄弟すら信じられぬ群雄割拠の時代にあって、ふたりは立場や身分こそ違えども、
互いのためなら黙って共に死んでやれる、終生の同士、莫逆の友であった。
いかなる権力者たちにも屈することなく、兼続と慶次はただひたすらおのれの生き様を
美しくせんと“義”に忠実に戦い抜き、激動の戦国末期を駆け抜けていく――

制作／スタジオディーン
監督／ボブ白旗
声優／浪川大輔、佐藤拓也、川本成
7月2日よりスタート
テレビ東京　毎週火曜日　25時40分〜　
公式サイト：http://gifuu.jp/

2013夏アニメクロスレビュー　記事一覧はこちら

●総合得点平均
6.5／10点（レビュアー 4名）

●アニ二郎探検隊のレビュー
演出 7
脚本 7
作画 6
OP / ED 7
誰もが一匹の男だ一匹の獣だ度 10
－－－－－
総合 7

男なら一度は読むべき漢の漫画花の慶次のスピンオフ。これでもかー！！！と漢の色気を描いた作品の中でも主人公前田慶次と莫逆の友直江兼続の友情は本作品の見どころでもありました。兼続は後半に登場し、慶次が赤なら兼続は青みたいなイメージで爽やかな描かれ方をしてましたが本作品はその慶次と兼続の出会いの頃を兼続主人公で描きます。

主題歌は吉川晃司とこれまた色気のある方を起用してますが、自分は角田さんが良かったです。よっしゃあおとこ唄が神曲。

●鬼嶋ピロのレビュー
演出 8
脚本 8
作画 7
OP / ED 8
漢(オトコ)度 10
－－－－－
総合 8

久々に男臭い、いや漢臭い作品が始まりましたなｗｗｗ原哲夫先生の描く今作、義風ｗｗ直江兼続と前田慶次の莫逆の友たる話ですねｗ慶次はパチンコ当たりまくりですからアニメ化あるだろうなと思っていましたが義風をアニメ化するとはｗｗ

兼続は浪川さん、慶次は佐藤拓也さん、そしてナレーションとOPは吉川晃司さんとゆー布陣ｗ浪川さんがここまでガチムチな役も珍しいですし、佐藤さんはジョジョのシーザー役が記憶に新しい、吉川さんは・・・・漢だからかなｗｗｗとりま今後の他の配役の感じにも漢臭さを期待したいｗｗ

作品的には原哲夫先生が描いているだけあって当然原先生の世界観ですｗｗ主要キャラは大体ガチムチでデカイですし一騎当千な感じなので俺が一般兵だったら鼻水垂らしながら泣いて命乞いするｗｗｗなんか琵琶のピックみたいなのから虎が出て殺されちゃうしｗｗｗ

後は作画が良いところが良い分だけ崩れると目立っちゃうから、もう気持ち安定して原先生テイストを再現してくれれば嬉しいなｗｗ書き込み凄いのは大変だと思うけどねｗ

やっぱり、こーゆーガチムチの熱い作品も毎期で一作は欲しいんだよな～ｗｗｗ

●ジョージ・レックのレビュー
演出 4
脚本 5
作画 4
OP / ED 6
SAMURAI BABY度　8
－－－－－
総合 4

オープニングが「モニカ」こと吉川晃司。なかなかダサかっこいい感じの曲で嫌いではない。嫌いではないが絶対ウケない。イケメンというより男前な連中がとにかく粋に、とにかく傾く、そんなアニメ。下手な腐女子系作品よりもホモホモしい空気を感じるのはなんだろう。琵琶の音を聞いている二人の絵は二人が愛し合っている様子の比喩表現なんじゃないかと感じるほどだ。兼続さんスゲー！慶次さんスゲー！とにかくスゲー！と思うことを半ば強制されるような空気にそこはかとないヤンキーイズムを感じる。もはや原哲夫の絵柄＝パチスロのイメージも強く、ちょいワルな視聴者が好みそうだなという感じだ。

●ｓｒｂｎのレビュー
演出 7
脚本 7
作画 7
OP / ED 7
漢 10
－－－－－
総合 7

すごく漢臭い作品。今回は前田慶次と直江兼続ですが、歴史上の人物モノのアニメって毎クール必ずと言っていいほどあるような気がしますね。キャラはごっつい漢ばっかりなんですが、背景やエフェクトが綺麗で丁寧な映像なので観ていて飽きないです。日本史、特に戦国は教科書レベルの知識しかないですが、言葉の解説も入るし今の時代に珍しい漢アニメを見たい方にとって一見の価値あり。個人的には、加藤和樹が声優として出るという点に注目してます。

●レビュアープロフィール