デジタル一眼レフなのにボディが約370グラムとめちゃめちゃ小さく、軽くなったキヤノンの『EOS Kiss X7』。APS-Cサイズ相当では世界最小・最軽量というこのカメラを、主にサイズと重さにフォーカスしてレビューをお届けします。
●パンケーキレンズと組み合わせると約500グラム!
レンズキット付属のレンズを装着しても十分軽いのですが、今回は小ささと軽さを思いっきり体感できるように、パンケーキレンズ『EF40mm F2.8 STM』と組み合わせてレビューを実施しました。
ステッピングモーターの採用により直径68.2mm、厚み22.8mmと薄型になったこのパンケーキレンズは、重量が約130グラム。『EOS Kiss X7』のボディと組み合わせると約500グラム! バッテリー込みでも527グラムでした。
●その軽さを検証
持ってみると本当に軽い。これで一眼レフとは……。コンデジ派の筆者もちょっとグラグラ心が揺らいできます。まず、この軽さを検証していきましょう。分かりやすいところでは、水のペットボトル500mlとほぼ同じ重さ。
ほかに分かりやすい比較としては、パスタの袋が500グラムで売られています。こちらもほぼ同じ重さ。
何かガジェットで比べられないかな……と思っていたら、『Wii U』の『Wii U GamePad』が約500グラムでほぼ同じ重さでした。編集部にある『iPad 2』は613グラムで、『EOS Kiss X7』の方が軽い! これならカバンに入れて持ち歩くのも苦にならないし、もちろん首から提げていても気にならない重さ。女性でも使いやすいのではないでしょうか。
●コンパクトさを検証
続いて、『EOS Kiss X7』+パンケーキレンズのコンパクトさを検証してみます。両手にスッポリ収まり、ゴロっとソリッドな形状……何かフルーツと比べてみたくなりました。アンデスメロンと比べてみると、『EOS Kiss X7』の方がメロンより小さい!
ちなみにこのメロンは1キログラムオーバーだったので、『EOS Kiss X7』はメロンの半分の重さということになります。
『EOS 6D』と比べると、親子ほどの違いを感じてしまいます。だけど『EOS Kiss X7』はキヤノンのEFマウントに対応するので、従来のレンズ資産がそのまま使えてしまうのです。一眼レフ初心者にも既存のキヤノンユーザーにも、魅力あるカメラなのではないでしょうか。
●初心者にも撮影しやすい操作性
マクロや風景、ポートレートなど撮影モードがダイヤルに割り当てられているので、電源を入れてモードを選んですぐに撮影が可能。もちろん、絞り優先やシャッター優先などの応用撮影モードもダイヤルに割り当てられています。
液晶をライブビューにして、タッチ操作での撮影にも対応。モード選択や設定もタッチ操作に対応するので、スマートフォン世代にはこちらの方が直感的に使えるかも。
●パンケーキレンズならスナップ撮影に大活躍
パンケーキレンズを使って撮影した作例も紹介しておきます。一眼ならではのボケのある写真が手軽に撮れるので、お出かけのときに持ち歩いてどんどん撮りたくなってしまいますよ。パンケーキレンズは最短撮影距離0.3mで、撮影倍率0.18倍。
作例1:
作例2:
作例3:
すべての写真が表示されない場合は、ガジェット通信をご覧ください。
http://getnews.jp/archives/330031
レンズキット付属のレンズ『EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM』は、小型・軽量の標準ズームレンズ。35mm判換算で29~88mm相当をカバーします。
『EOS Kiss X7』がいかに小さく、軽くなったか、お分かりいただけるのではないでしょうか。「一眼は重いし難しい」と思っていた人でも、毎日持ち歩いてスナップを撮るのが楽しくなるはず。これから一眼レフデビューを狙っている人にも、女性にも、たまには荷物を軽くしたいというキヤノンユーザーにも気になる1台なのでは。まず店頭でその小ささと軽さを手にとって体験してみてください。
『EOS Kiss X7』
http://cweb.canon.jp/eos/lineup/kissx7/index.html
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