●秘密は電球内に満たされたシリコーン
SwitchのLED電球は、LEDモジュール(発光ダイオード本体)が配置された空間にシリコーンが満たされています。 シリコーンは熱伝導が空気より高く、LEDモジュールの発熱を効率よく吸収します。 シリコーンは自然に対流して、電球の付け根にある放熱フィンで外部に排出されます。 液体だからLEDモジュールや放熱フィンと隙間なく密着します。
LEDモジュールは放射線状に配置されていますので、付け根のソケットの部分を除いてすべての角度に光を照射することができます。今までだと放熱部品が邪魔してこのような配置ができなかったですが、透明なシリコーンは光の邪魔をしないので放熱効率を最大限に生かしても、光の設計が邪魔になりません。
●利点をまとめると
・完全密閉の照明器具でも使える(最近は他社でも対応しているが)
・ほぼ電球と同じ照射角度(他社は角度によって複数の商品をラインナップ)
です。
電球単体でもそのまま使いたくなる洗練されたデザインです。
シリコーンが入っているのは放熱と光の設計の自由度を上げるためですが、デザインも良いです。 完全に密閉された空間でも使えるといわれていますが、このスタイルなら見せるような使い方をあえてしてみたいです。日本でも販売されてほしいです。
SWITCH LED Bulbs for residential and commercial customers
画像はswitchlightingco.comから
※この記事はガジェ通ウェブライターの「寺平長由」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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