3月27日、地上波全番組録画可能なワンセグテレビ『ガラポンTV』の新作発表会が行われた。『ガラポンTV』とは、ガラポンが開発・販売を行なっているワンセグテレビ。録画した番組をスマートフォンやパソコンで視聴できたり、番組内容まで踏み込んだテレビ検索ができたりする“テレビ視聴の革命”ともいえる製品だ。今回の発表会では2011年4月に発売された『ガラポンTV弐号機』の後継機となる『ガラポンTV参号機』が紹介された。
●高機能化・小型化かつ設定がカンタンに!
『ガラポンTV』は大きくわけて5点の特徴をもつテレビだ。1点目は、最大8チャンネルの番組を24時間録画し続けることができる機能。『弐号機』をお持ちの方はお気づきかも知れないが、以前までは7チャンネルまでしか録画できなかったのだが、ユーザーからの意見で「TOKYO MXにも対応してほしい」という声が多く寄せられたことから最大8チャンネルまでの同時録画が可能となった。
チャンネル設定についても以前は手動で手間がかかっていたものを自動化し、機械に強くない方でも利用しやすくなった。さらに、録画先のハードディスクについても、『弐号機』では自分で調達したハードディスクをつなげる形だったものが内蔵ハードディスクに変更された。もちろんハードディスクを外付けすることで容量の増設は可能だ。
2点目は、録画した番組をパソコンやスマートフォンで視聴できる機能。『弐号機』まではオンライン状態でしか視聴できなかった動画を、『iPhone』のみだがオフラインでも視聴できるように機能改善された。視聴した動画を途中で止めた場合には、止めた個所から再生することが可能となっており、通勤・通学の行き帰りで動画を視聴する場合などに重宝しそうだ。
3点目は、検索機能。番組名、番組説明文、番組内字幕テキストから録画した番組を検索することが可能。特定のキーワードを入力すると、既存の番組検索ではヒットしないような番組が多数ヒットする検索システムとなっている。こちらは『弐号機』から大きな機能追加はないが、従来より検索結果表示が高速化しているそうだ。
4点目は、ソーシャルサービスの充実。番組を視聴した感想などを投稿できるサービスがあり、こちらでも新たな番組発見の機会が得られる。
5点目は、オープンプラットフォーム。APIを公開し、有志のユーザーが便利なアプリケーションを続々開発している。これは、他の全録系録画機器には全く搭載されていない機能で、自作番組表や盛り上がりグラフなど色々なアプリが作成されている。
●ガラポンTV参号機仕様
製品名 ガラポンTV参号機
内蔵ハードディスク容量 500GB(8局分の番組を約2週間録画可能)
受信放送方式 地上デジタル放送(iSDB-T)ワンセグ
受信チャンネル 地上デジタル放送:1ch~62ch、C13ch~C63ch
アンテナ入力 地上デジタルアンテナ端子
USB端子 USB2.0×1
LAN端子 100BASE-TX / 10BASE-T
電源 AC100V 50/60Hz
最大消費電力 12V / 2A
寸法 148mm×120mm×40mm
質量 850g
動作環境 温度=5℃~35℃、湿度20%~80%
価格:3万9800円
(『弐号機』ユーザーは『参号機』を2万3810円と大幅割引価格で購入可能なキャンペーンを実施)
ガラポンTV参号機サイト
http://garaponlab.sakura.ne.jp/hpgtv3/
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