シスターが自殺した事件を調査するため、ルーマニアの修道院へとやってきた見習いシスターのアイリーン。ろうそく1本の明かりを頼りに、何かに導かれるように暗い地下廊下を歩いていくと……ひとりでに開いた扉の奥には、あまりにも邪悪な“ヴァラク”の姿が――。
見えそうで見えない、ちょっと見えるヴァラク様。
このシーンはルーマニアの古い軍事要塞で撮影されたものですが、コリン・ハーディ監督はこの場所で奇妙な心霊現象を体験したようです。
待機部屋に入った時、ふたりの男性が椅子に座っているのが見えたという監督。
「(その2人を)スタッフか音響の人だろうと思い、“やぁ!”と声を掛けました。とても暗かったけれど、彼らは私を見つめ返したのです。彼らは何も言いませんでしたが、きっとルーマニア人で英語を話さないのだろうと思いました。」
そして監督は彼らに背を向け、モニターの前に座り、撮影をチェック。素晴らしいテイクが撮れた喜びを伝えようと、監督が振り向きながら彼らに大声で話しかけたところ、2人の男性の姿が消えていたそうです――。
監督は「そこはルーマニアの古い軍事要塞で、死と切り離すことはできない場所でした。私が暗闇で見た男たちはそこで亡くなった兵士の幽霊だったのかもしれません。」と語っているそう。何も知らず幽霊に話しかけた監督、とっても気さく。
もしかしたら本編にも本物が映り込んでいるかも……? 是非劇場でお確かめを。
作品概要
『死霊館のシスター』
<STORY>
1952年、ルーマニアの修道院でひとりのシスターが自ら命を絶つ。不可解な点が多いこの事件の真相を
探るため、教会はバーク神父とシスターの見習いアイリーンを修道院へ派遣する。二人は事件を調査していくにつれ
、この修道院に隠された想像を絶する秘密へとたどりつく。バーク神父とアイリーンは、決して関わってはいけない
恐るべき存在“悪魔のシスター”と対峙することになる―。
監督:コリン・ハーディ 脚本:ゲイリー・ドーベルマン 製作:ジェームズ・ワン
出演:タイッサ・ファーミガ、デミアン・ビチル、シャーロット・ホープ、リリー・ボーダン、ボニー・アーロンズほか
配給:ワーナー・ブラザース映画 宣伝:スキップ&ポイント・セット
2018年/アメリカ/カラー/デジタル/英語/原題:The Nun
(C)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
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