掃除機といえば、大電力でファンを回し、大量の空気で真空を作る方式でした。革命的な発明である『ダイソン社』の掃除機も基本原理は従来の掃除機と同様で、ホースやサイクロンによる分離装置を備えています。『Gtech Air RAM』はホースも、分離装置も備えていないため、大量の空気もサイクロンも使わない方式の掃除機です。
●ホースがないから省エネ・バッテリー駆動可能
従来の掃除機にはホースや長い空気の経路がありました。このため無駄なエネルギーや大量の無駄な空気を動かす必要がありました。 また、サイクロン構造も大量の空気が必要なのでエネルギーの無駄使いです。
Gtech社は「ホース」と「サイクロン」をエネルギーの無駄と言っています。
●『Gtech Air RAM』の基本原理
先端の回転ブラシがゴミをかき集め、直後にある真空ファンがゴミをキャッチします。 従来の掃除機と同じように真空を使いますが、非常に狭いスペース(tidy bales)だけを真空にするため無駄な電力を消費しません。
また、駆動用リチウムイオンバッテリーもモーターのすぐ近くに設置されているので、送電による電力ロスは全くありません。
使い捨ての袋が不要です。 小さいスペースにたまったゴミを捨てるだけの手軽さです。
●USBで通信 使った人の消費カロリーまで収集
USBポートを備えており、パソコンへデータをアップロードすることも可能です。消費電力やバッテリーの寿命、保守に必要な情報などです。 さらに、掃除した時の運動量(カロリー)も収集できるので掃除以外の楽しみもできると思います。
Gtech (商品紹介、企業サイト)
http://www.greytechnology.com/
Gtech AirRam Graphite - YouTube (公式動画)
https://www.youtube.com/watch?v=QhnGK4R05Jc
画像はGtech社のプレスリリース資料です
※この記事はガジェ通ウェブライターの「寺平長由」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?
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