今回はedoedo2さんのブログ『部屋でひとりPCに向かっているなう。』からご寄稿頂きました。
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■東京各地で保育園一揆が起きています
杉並区を皮切りに、足立区や大田区でも、保育園入所不承諾に対する異議申立がなされています。
肌感覚としてですが、この待機児童問題、10年前からまったく変わっておらずむしろひどくなっているという状況なので、もう異議申立されたっておかしくない状況でしょう。今まで静かだったのが不思議なくらい。
近々には大田区でも異議申立が行われるので、該当する方はこの機会に、保育サービス課長とお話ができるようなので行ってみてはいかがでしょう。
大田区の2011年の待機児童数は402人、ワースト6位というなかなか素晴らしい成績です。
【大田区・保育園入所不承諾異議申し立てについて】3月7日(木)10時、区役所一階の受付横に集合。11時から会議室にて、保育サービス課長と面会(30分間の予定)。筆記用具と印鑑をお持ちください。当日の参加でも大丈夫ですが、事前にご連絡いただけると助かります。メンションください。https://twitter.com/waka929/status/308502419468324864
異議申立しないまでも、保育園に入所出来なかった方で、区役所の窓口の人と話したことがない、という人はぜひ出向いてみましょう。一応、どうして入所できなかったのか状況説明はしてもらえるはずです。
どの地域には何人くらいの希望者がいて、自分の入所順位は何位だ、ということがわかりますし、あとどれくらい点数が加算されれば順位が上がりそうか、という見当もつくので、次の策を具体的に進めることもできるでしょう。
ちなみに、私が話した区役所の保育サービス担当者の人の「希望者が多くて不承諾を出してしまった」ことの思い出深い言い訳集はこちら。
「今年は教員でも入れなかった」
つまり、非常に有利な状況にある人でもだめだった、というわけです。
「今年はマンションがたくさん建ったので」
よくある人口流入説ですね。自然現象ですから。
「夫婦共働きの人とか公務員が多くて」
ループw
うちの子が公立保育園に入園できたのは 4歳になってからなのでここで打ち止めです。
とはいえ、どの区もこんな状況だとしたら、これではもう点数を稼ぐだけでは差がつかないですね。
杉並区保育指数分布の資料請求。衝撃の状況・・・。指数40点(フルタイム・共働き)が1162名。41点以上(既に認可外保育所入所中、兄弟が園にいる等、各種加点あり)が1032名。入園可能数は1135名・・・。保育の必要性の極めて高い人まで落ちまくる現状・・・。これは酷い。
こうなると、行政も本当に本気で対策をしていかないといけないですし、
「世田谷区の保育政策は素晴らしい」と言う意見が他区からありますが、実際には入れたのは45%のみ。社会福祉法人のみにこだわっている政策は限界です http://www.city.setagaya.lg.jp/kurashi/103/129/458/459/d00124393.html
……というのが現実なのでしょう。
執筆:この記事はedoedo2さんのブログ『部屋でひとりPCに向かっているなう。』からご寄稿いただきました。
寄稿いただいた記事は2013年03月05日時点のものです。
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