一見、普通の手のひらサイズの犬のフィギュア。でもこれ、スマートフォンをかざすと画面の中で生きているみたいに動いたりしゃべったりするのです。バンダイが3月に発売する『おねだりわんこ』を、一足先に遊ばせてもらいましたよ!
『おねだりわんこ』は、AR(拡張現実)を利用してリアルのフィギュアとスマートフォン上で触れ合って遊べるおもちゃ。全40種を3月30日に発売し、価格は500円(税込み)です。
まず、買う前に店頭でもコミュニケーションできてしまいます。専用アプリをインストールしたiPhone/AndroidスマートフォンでパッケージにあるARマーカーを写すと、「かってかってー!」と“おねだり”してくるのです。40種類のわんこはそれぞれ性格が異なり、セリフも違うので、お気に入りのわんこを見つけて購入しましょう。
箱から出したら、専用アプリで台座のARマーカーを撮影すると一緒に遊べるようになります。アプリ上では目や口を動かして表情豊かなわんこの姿が。なんか「さびしいよー」と言ってますね。わんこのおねだりに応えて、頭をなでたりエサをあげたりしてコミュニケーションをとっていきましょう。なでたらうれしそうにするわんこ。か、かわいい……。コミュニケーションをとるたびに親密度がアップして、会話のバリエーションが増えていきます。
おねだりに応えると『おねだりポイント』がもらえ、ポイントを使って着せ替えアイテムやエサを入手できるようになります。
実は台座の裏側にもARマーカーがあって、裏から見るとわんこが口に出さない心の声が見えてしまうという仕掛けも。
複数のわんこを並べると、わんこ同士で会話を始めます。40種類のわんこは10カテゴリーに分類されていて、同一カテゴリーの4種類をそろえると特別なセリフやレアアイテムが入手できるとのこと。コレクション欲求を刺激しますね……。
『おねだりわんこ』って聞いたことあるな? という人はかなりのアプリ通。実は、iPhone/Android用のゲームアプリとして『おねだりわんこ』が無料で配信されています。こちらは、アレルギーで犬にさわれない犬飼太蔵(いぬかいたいぞう)博士が、命を持ったフィギュア“おねだりわんこ”を開発。日本中のおもちゃ売り場に“おねだりわんこ”を届けるという設定のゲーム。
わんこのカップルから子犬が産まれるのを、どんどん日本各地へ飛ばしていくというシュールな内容ですが、まとめて飛ばす爽快感やわんこの種類が増えていくのが楽しく、これだけでも十分に遊べるアプリ。『おねだりわんこ』発売に合わせて、フィギュアと遊べる機能が追加されます。
3月30日の全国発売に先駆けて、セブン-イレブンでは3月中旬に8種類を先行販売します。アプリをアップデートしたら店頭で実際におねだりを見てみることをオススメします。
おまけにもう1つの機能を紹介。ユーザーが単語を登録しておくと、たまにわんこがその単語を使ってしゃべってくれます。編集部に遊びに来てくれたわんこはどんな言葉を覚えてきたのかな……「がじぇつぅ いらなーい」。なんだとおー! まだ親密度が足りないのかも?
『おねだりわんこ』を開発したのは、『∞プチプチ』や1/6スケールの『3億円』フィギュア、最近では懐かしの『おばけ屋敷ゲーム』をスマートフォンに連動してリバイバルさせた、バンダイ プレイトイ事業部イノベイティブトイチームサブリーダーの高橋晋平さん。コンセプトは『トイ・ストーリー』の世界だそうで、人間の前では動かないししゃべらないけど、実はフィギュアは生きているという設定だとのこと。スマートフォンごしに見ると、フィギュアが動いていたりフィギュア同士がしゃべっている姿が見えるという仕掛けを考えたそうです。そう思ってわんこを見てみると、自分が映画の世界に入り込んだみたいでワクワクしてきます。仕方ない、さっきの暴言は許してやろう……。
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