KDDIは5月30日、『au 発表会 2017 Summer』を開催。auの2017年夏モデルのスマートフォン7機種と新サービスを発表しました。発表会にはKDDI代表取締役社長の田中孝司氏が登壇。新端末から発表していきます。
最初に発表されたのはサムスン電子製の『Galaxy S8』と『Galaxy S8+』。5.8インチと6.2インチの大画面スマートフォンですが、手に収まるサイズの全画面ディスプレー、デュアルピクセルで暗い場所でも撮れるカメラを特徴として紹介しました。予約購入者にはVRヘッドセット『GEAR VR』とコントローラーが全員にプレゼントされるとのこと。
『Galaxy S8』はOSにAndroid 7.0、5.8インチ QHD+ディスプレー、1220万画素カメラ、4GBのRAMと64GBの内蔵メモリー、3000mAhのバッテリーを搭載します。防水、防じん、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイに対応。本体カラ―はオーキッド グレー、コーラル ブルー、ミッドナイト ブラックの3色です。6月8日の発売予定。
『Galaxy S8+』はOSにAndroid 7.0、6.2インチ QHD+ディスプレー、1220万画素カメラ、4GBのRAMと64GBの内蔵メモリー、3500mAhのバッテリーを搭載します。防水、防じん、ワンセグ、フルセグ、おサイフケータイに対応。本体カラ―はミッドナイト ブラック、アークティック シルバーの2色です。6月8日の発売予定。
続いてHTC製の『HTC U11』を発表。ハイレゾ音源の再生と、ユーザーの耳の形に合わせて音を調整する機能を紹介。本体を握る動作でロック画面を解除したり、カメラなど任意のアプリを起動できる機能も特徴です。VR空間を動き回れるVRヘッドセット『LINK』も併せて販売を開始します。
『HTC U11』はOSにAndroid 7.1、5.5インチ WQHDディスプレー、1200万画素カメラ、4GBのRAMと64GBの内蔵メモリー、3000mAhのバッテリーを搭載します。防水、防じんに対応。本体カラ―はサファイア ブル-、ブリリアント ブラックの2色です。6月下旬の発売予定。
続いてシャープ製の『AQUOS R』を発表。映像を滑らかに美しく表示する“ハイスピードIGZO”ディスプレーのほか、エージェント機能『エモパー』と連動して振り向くように回転動作する充電台『ロボクル』が同梱されることを発表しました。
『AQUOS R』はOSにAndroid 7.1、5.3インチ WQHDディスプレー、3160万画素カメラ、4GBのRAMと64GBの内蔵メモリー、3160mAhのバッテリーを搭載します。防水、防じん、ワンセグ、おサイフケータイに対応。本体カラ―はマーキュリーブラック、ジルコニアホワイト、ライトゴールドの3色です。7月上旬の発売予定。
次に発表されたのがソニーモバイル製の『Xperia XZs』。メモリーを搭載したイメージセンサーを採用したカメラ機能、960fpsのスーパースローモーション撮影機能が紹介されました。
『Xperia XZs』はOSにAndroid 7.1、5.2インチ フルHDディスプレー、1920万画素カメラ、4GBのRAMと32GBの内蔵メモリー、2900mAhのバッテリーを搭載します。防水、防じん、ワンセグ、フルセグに対応。本体カラ―はブラック、ウォームシルバー、アイスブルー、シトラスの4色です。5月26日に発売。
京セラ製の『TORQUE』を発表。21項目の試験をクリアしたタフネス性能の強化、『auオンラインショップ』限定300台で発売される“HELLY HANSEN”モデルが発表されました。
『TORQUE』はOSにAndroid 7.1、4.6インチ HDディスプレー、1300万画素カメラ、3GBのRAMと32GBの内蔵メモリー、2940mAhのバッテリーを搭載します。防水、防じん、耐衝撃に対応。本体カラ―はグリーン、ブラック、ブルーの3色です。5月26日に発売。
auの企画によるオリジナル『Qua phone』も発表されました。こだわりぬいた操作性を特徴として挙げ、着信時や通話中に何をすればよいかわかりやすくボタンで見せるユーザーインタフェース、着信に気付かなかった場合、同じ人から次に電話がかかってきた場合は着信音を大きくする機能が紹介されました。
『Qua Phone』はOSにAndroid 7.1、5.0インチディスプレー、1300万画素カメラ、2GBのRAMと16GBの内蔵メモリー、2600mAhのバッテリーを搭載します。防水、防じん、耐衝撃に対応。本体カラ―はホワイト、ブラック、ピンクの3色です。7月中旬の発売予定。
携帯電話も、『MARVERA』『かんたんケータイ』の2機種が発表されています。ユーザーの要望に応えたトピックとして、別売りのMiracast受信端末をテレビに接続して、携帯電話にある写真をワンボタン操作でテレビに映し出せる『テレビ de 写真』の機能が発表されました。
新端末と並ぶ今回の発表会の大きなトピックが、家庭向けIoTサービス『au HOME』の発表。『auひかり』回線にIoTゲートウェイとなる無線通信アダプタを接続すると、『au HOME デバイス』と呼ばれるIoT機器をスマートフォンの専用アプリ『au HOME アプリ』から監視・操作できるようになるサービスです。7月下旬以降のサービス開始を予定しています。
発表会では、家の鍵を閉めたかどうかを確認できるセンサー、ペットを見守れるネットワークカメラ、子供の帰宅を確認できるセンサーなどを紹介。今後も対応機器を追加していくとのこと。利用料金は、無線通信アダプタを月額490円で提供し、あとは対応機器を追加して購入していく料金体系。マルチセンサーとネットワークカメラをセットにしたスターターパックを、初月から24か月は月額980円、その後月額490円で提供する料金プランも用意しています。
昨日Googleが日本語版サービスの提供を開始した音声アシスタント『Google アシスタント』と『au HOME』を連携させるパートナーシップについても発表されました。具体的な内容は明らかにされませんでしたが、IoT機器を『Google アシスタント』に連携可能にするプラットフォーム『Actions on Google』を利用して、『au HOME』対応機器で音声操作などを可能にしていくものとみられます。
参考記事:
Googleの音声アシスタント『Google アシスタント』日本語版がAndroid端末向けに提供開始
http://getnews.jp/archives/1760058
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